ヨメテラス製キャビネットの制作依頼 その6 | フィギュアケースメーカーヨメテラス公式ブログ

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ヨメテラス製キャビネットの制作依頼 その6

今回はヨメテラス製キャビネット試作の第5号機目となる事例のご紹介です。

 

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【キャビネット仕様】

※設置完成後お客様撮影の写真

サイズ

  • 幅830mm 奥行385mm 高さ1800mm(高さ:キャスター込時1860mm)

重量

  • 推定約50〜60kg

 

仕 様

  • ダウンライト3灯、高輝度LEDテープ800mm×4本

  • 上下分割式引き戸、棚板2枚、背面アクリルミラー、扉・左右側面UVカット5mm

 

電気代

  • (ダウンライト3W × 3 = 9W )+ (LEDテープ0.8 × 14.4 × 4 = 46.1W)= 55.1W
  • 1日の電気代 約11円(8時間使用時の場合)
 
5号機目となる今回は、お客様自らの手でキャビネットを組立&設置を行なった初の事例となります。
これまで組立時にはヨメテラスに人間が実際にお客様のご自宅へ伺い、組立から設置までを行なって来ました。
ただ当然毎回このサービスを無償で行うのには限界もあり、最終的にはお客様の方で組立をしていただく方向性を考えていたところでの今回の内容となります。
 
ダウンライトは最上段に3灯、LEDテープはキャビネット側面に這わせる感じで設置、フィギュア全体面を照らせるような設計となっています。
 
側面LEDにはキャビネット中央に焦点が合うように角度が付いており、均等に光が行き渡るようになっています。
 
 
 
 
流れとしてはまずは社内にてレコフレーム、アクリル、照明などを一度実際に組みあげます。
その際に一から組み上げる工程を写真で細かく撮影、動画のコマ送りなような状態でそれを説明書の代わりに見ていただくということにしています。
 
 
 
 
 
 
 
 
このように細かく作業の工程を撮影した写真が計437枚と、細かく撮影したためかなり膨大な料となってしまいました。
 
他にもGoproを装着し組み立てる人間目線で解説しながらの動画を撮影したりもしましたが、いかんせん不慣れな動画での解説という作業で思ったようなわかりやすいものとはなり得ず、結果写真で細かく説明した方が良いなということで今回はこのように。
 
 
そしてキャビネットを分解したのち再度各材料ごと梱包しお客様宅へと配送、届いた材料と上記の写真を元にお客様自らお一人で組立&設置をされました。
 
作業時間としてはフレームの組立に約4時間、LEDの配線アクリルの隙間埋めなど細かな作業に約2時間で計6時間前後かかったとのことです。
写真での説明に関してはお客様からは結果として思った以上分かりやすかったというご感想をいただきましたが、一箇所写真だけでは分かりにく少し悩まれた箇所もあったということですので、今後はもう少し簡潔かつ分かりやすいマニュアルなども考えなければならないですね。

また恐らく今回のお客様は普段よりこうした大型のキャビネットの組立に慣れているという点も大きかったと思います。
通常であればやはりこれくらい大きなサイズのキャビネットであれば、最低でも2人以上での組立作業が安全です。
 

【キャビネットを設置してみて】

今回はとにかくお客様みずからの手で組み立てたという点と、キャビネット側面に沿った縦型でのLEDテープライトの設置が特徴的な事例となりました。
 

1.お客様自らの手で組立&設置

今回のキャビネットはサイズ感で言えば中クラスの大きさで、重量も約60kg前後です。
力に自信のある男性であれば1人でも組立られるものですし、実際今回のお客様もお一人で約6時間前後で組立られました。
 
 
ただやはり安全面を重視するなら男性の方でも最低お二人以上でも作業を推奨したいところではあります。
ガラスに比べてケガの心配も一見すると少なそうに思えますが、それでもやはりレコフレームがなかなかの重さなので何かの拍子でケガをする可能性もありますので。
 
あと説明書に関してはかなりアナログな手法ではありましたが、イチからの組立工程を細かに撮影した写真をお見せすることでそれが思った以上に機能したという点は意外でした。
 
とはいえ写真の枚数などかなりの量になりますし、他のお客様も同じように写真だけで組立られるのかまだ不確定ですのでこちらも含め今後もう少しキャビネットの制作事例の方増やしたいなと思ってます。
 
 

2.縦型LEDで均一にフィギュアを照らす

今回のLEDは棚板ではなくキャビネットの側面に沿わす感じで縦に設置しています。
有名なところでいえばJAJANのようなスタイルでしょうか。
前回のキャビネットでは棚板から上下にLEDを照らすことで均一にフィギュアを照らせる感じでしたが、今回は側面から全体に照射するというものになっています。
 
 
上下からの照射ではないので従来の陰影が出ずに全体的にクッキリと見えるように。
アニメ作品など2次元のフィギュアに関して言えばこちらのLEDタイプの方が相性がよいかもしれません。
 
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今回は5号機目にしてはじめてお客様だけで組み立てることに成功した事例となりました。
これまではヨメテラスの人間が実際にお客様宅へ伺い、組立&設置を行うというサービスを無償で行なってきました。
 
ただ現地までの往復費、設置費用や諸々諸費用を考えればとても現実的ではないものです。
 
常々お客様ご自身で組立をしていただく方向で考えていたところの今回のキャビネットとなりましたが、結果としては多少行き詰まる点はあったものの概ね問題なく組立られました。
 
キャビネットもある程度サイズなども固まってきた感もあり、そうなってくると必要な作業も決まってくるのでその中で特に初見の方が分かりにく、行き詰まるような点をピックアップしてその箇所を別途動画にしてみたり解説書を作成したりと追加フォローできるようなカタチにもしようかと思っています。
 
お客様ご自身で組み立てていただくというところに重点をおき、もう少しこのキャビネットの政策事例は行いたいなと思います。