昨日のニュースでアンパンマンの歌を歌っていたドリーミング寺田嘉代さんが1/31に脳出血で亡くなった事を知った。

 

ドリーミングは双子の歌手ユニットで、お姉さんは寺田千代さんだ。これはお二人の名前は今回のニュースで初めて知った。

 

ドリーミング

 

なぜ私のブログでドリーミングを取り上げるかというと、アンパンマンの歌の「勇気りんりん」をよく子供達に歌ってあげていたからだ。特に娘が少し大きくなって手を繋いで歩けるようになった時、よく一緒に歌っていた。"勇気の鈴がりんりんり~ん、不思議な冒険るんるんる~ん、アンパン・食パン・カレーパ~ン、ジャム・バタ・チ~ズ、ダンダンダ~ン…"という感じで…

 

私が見た動くドリーミングは『アンパンマンのダンス・ダンス・ダンス』のDVDでだ。収録時間は短いが、「アンパンマンたいそう」と「勇気りんりん」のアニメのダンスバージョンとドリーミングのダンスバージョンが収録されている。

 

アンパンマンのダンス・ダンス・ダンス

 

また、記事の中の寺田千代さんのコメントが素晴らしかったので抜粋して紹介する。

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■ドリーミング・寺田千代コメント全文

デビュー30周年記念アルバム『それいけ!ドリーミング』を完成させ、リリースを3日後に控えた1月6日。
突然倒れた妹「嘉代」は、それから26日後…、いつもの優しい笑顔で、やなせたかし先生の待つ“やなせ星”へと旅立っていきました。

26日間の闘病生活。
これほどまでに「アンパンマンのマーチ」を深く味わい、やなせスピリットを体得できた日々はありませんでした。
それは、喜びにさえ感じるかけがえのない時間でした。

絶望の隣には希望がそっと座っている
やなせ先生のお言葉です。

苦難に立ち向かうその“強さ”の中にこそ、本当の生きる喜びや幸せがあることを、嘉代は教えてくれました。

ドリーミングはこれからも感謝の思いで「アンパンマンのマーチ」をうたいます。
新しい舞台に次々と躍り出てくる子どもたちに「勇気と希望の歌」を届けること。

それが私たちドリーミングの「なんのために生まれて」だからです。

ずっとずっと双子のドリーミング。
二人でうたい続けていきます!

ドリーミング ちよ

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アンパンマンの作者のやなせたかしさんの言葉も素晴らしいが、こういう文章はそう書けるものではないと思う。このような文章を書ける寺田千代さんは本当に素晴らしいと思う。そして、きっと寺田嘉代さんも素晴らしい人だったに違いない。ご冥福をお祈りすると共に、ここに記事として紹介する。少しでも多くの人達にこの素晴らしい文章を読んで貰いたいからだ。

 

最後にドリーミングが歌う「勇気りんりん」のYou Tubeの映像を貼っておこう。寺田嘉代さん、子供達への素晴らしい歌のプレゼント、本当にありがとう。