以前ね、認知症あるあるで「旺盛な食欲の対処法♪」を紹介しました。

 

認知症あるある「旺盛な食欲」の対処法♪

 

ところが、認知症の症状は時として全く反対の症状で「食事を拒否」する時があるんです。

これって、なんでそうなるのでしょか?

きょうはね、この「食事を拒否するときの対処法」をお伝えしますね(^_-)-☆

 

一食や二食抜いたぐらいでは、健康への影響はないですし、ましてや死んでしまうことなんかありません

その程度であればね「こんな時もあるさ」くらいで良いんですよね。

でもね、さすがに3食めも食べてくれないとなると、体力や健康が心配ですよね


介護する側としては、心配だから無理やりでも食べさせようとしてしまいがちですけどね

でも、ちょっと待って!!

 

焦ってしまって、急かせたり怒ったりして、無理やり食べさせようとしたらダメですよ

 

 

それ!かえって逆効果です!

怒られたり、急かされたりして、食事イコール恐怖や嫌な場所だとなっていしまっては、ますます拒否されてしまいます。



じゃあ、どうしたらいいのか?

なぜ食事を拒否するのか、一度観察してみましょう。

観察することで、原因が見えてくることもあります。

原因がみえたら、解消してあげましょう。

 

 

「食事をしない」「食事を拒否する」

この症状ね、主に4通りの原因があるんです
(もちろん、4通り以外の原因もあります)

 

 

 

 

①認知症という病気から出てくるもの

アルツハイマー型認知症の方なら、直近の記憶から覚えきれないといった症状があります。
それゆえに「食べ物を口に入れる→噛む→飲み込む」という一連の動作自体を忘れてしまっていませんか?

または、目の前に出されたものが「食べ物である」と認識していないかもしれません。

そんな時は、「美味しい大根の煮物ですよ」「暖かい味噌汁ですよ」などと誘導し「一口味見してみてください」などと言って、とりあえず一口目を食べてもらいましょう。

一口を食べてくれることで、食べ物を口に入れて、噛んで飲み込むという動作を思い出し、食べ物を認識してくれることがあります。

また、本人の前に座って一緒に食べてみましょう。

視覚から、食事はこうやって食べるのだと、思い出してくれることもありますよ。




②本人の生活習慣から出てくるもの

例えば、「朝食はパンとコーヒー」など、長年培ってきたルーティンがある事だってあります。

朝食はパンとコーヒーと決めているのに、ごはんと味噌汁が出てきたので食べたくないといった感じですね。

栄養バランスも大事ですが、食べてくれないと意味がありません。

本人の好きなものを出してみてくださいね。



③体調不良やうつ状態からくるもの

自分で体調が悪いことを主張できない人だっています。

介護者は、毎日、顔色や表情・態度などから体調を察していかないといけないからつらいですね~

体調不良から食べないのであれば、早めに受診して体調を整えてもらいましょう

うつ病の症状であっても、お薬で調整できることもありますので、早めに受診しましょう

体調不良が続いているのに、病院に行ってくれなければ、どんどん症状は悪化していきます。

どうしてもの時には、迷わず救急車を呼びましょう。



④口腔内のトラブルがある

お口のケアができていなければ、当然、歯が無くなって食べれなかったりします。

また、入れ歯が合わなくなっていたり、口の内に口内炎などの炎症があって食べれないとかがあります。

本人が嫌がらないのであれば、一度口腔内をチェックしてみてください。

何かしらトラブルを抱えている場合には、早めの受診をお勧めします。

口腔内のチェックを嫌がる時には、やわらかい煮物や、しみないメニューを考えて出してあげましょう

やわらかい煮物や豆腐といったものは食べてくれることもありますよ。

 

 

もしね、上記の原因でも当てはまらなかった場合はね、こんなことも考えられます。

・食事を提供する人を信用していない(毒を盛られていると思われている)
→この場合には、旦那様や孫など、食事を提供する人を替えてみてでください。

 

・レビー体型なら、実在しない子供などに食べさせようとしていたり
→この場合は、否定せず話を合わせる必要があります。
 少々面倒なんですが、もう一人分の食事と椅子を用意して、見えない人影にたいして「あなたもここに座って 一緒に食べてください」と演技してください。
 一緒ならと食べ始めることもありますよ。

 

・周りが騒がしかったり、姿勢が悪く、落ち着いて食事できる環境では無かったり
→この場合は環境を整えてあげてくださいね。


・何かに対して、抗議や抵抗している
→これはもう、何に対してなのか話し合って解決してください。
 

 

食事は人間の三大欲求のうちの一つですが、ただ単にお腹が満たされたらOKではありません

一緒に食卓を囲んで、楽しい雰囲気で食べることが大事です

見た目は大人なのに、内面は駄々をこねる子供と一緒だと感じることも多々ありますよね。

介護するほうは、本当に大変だけれども、食事時間が幸せな時間になるようにしてあげましょう

 

 

※そして、ここからは、我が家の義母のお話。。。

ここ数か月、旺盛な食欲を続行中だった我が家の義母様ね

昨日から突然食べなくなったんです

気分のムラが激しいので、家族が寝静まったら出てき食べることが増えてきていたんですね~

なので、今回も放っておいたんですね

そしたら、一昨日に少量だけ食べて、その後は部屋から出てこない

トイレには行くので、「生きてる!よかった~」とは感じてるんですがね

家族が寝静まった夜中ですら、食べていないんです

水分だって少量しか取れていないし


そういえば最近咳と痰がでていたし、体調が悪いことが原因なのは明らか

一緒に病院行こう!と誘っても、「自分でわかっている、放っといて!」と嫁を拒否!

超絶頑固な義母様はいつも

食事も拒否

病院も拒否

また、嫁の存在自体を拒否している様子なんですね~(T T)

はいはい、嫁が嫌いなのはわかってますけどね、こんな時は聞いてほしいいですよね~




うちの義母様の特徴なんですがね、体調がいいときは嫁の言うことを聞いてくれる(時もある)ヽ( ´ー`)ノ

でも、体調が悪いときほど、だれの言うことも聞かないで引きこもり~

なので、どうしてもって時は、救急車を呼んで無理やり病院に連れて行くんですよね~

治療して、体調がよくなったら「ごめんね~」なんて言って、機嫌よくなっている(# ゚Д゚)


しばらく様子を見て、どうしても病院を拒否するなら3度目の救急車にお世話になるしかないですね( ̄□ ̄#)^ψむき~


こんな義母ですが、嫁である以上は仕方ないと割り切りですね♪

そんなわけで、あなたのご家族が、3食続けて食べてくれなくなった時には参考にしてみてくださいね(^_-)-☆

そして今日もね、シレ~っと介護でいきましょ(^^♪