あなたは、認知症の方の薬の管理ってどうされてますか?

本人任せですか?

それとも、きちんと家族で管理できていますか?

本人に任せていては

飲んでいないのに「飲んだ」と言ってみたり
飲んだことを忘れて、同じ時間帯で2回服用してしまったり

メチャクチャですよね~><


それくらいで済むなら、まだいいのですが、中には命の危険を伴うこともあります。

錠剤の、お薬を包んでいるプラスチックの包材ありますよね?

その包材ごと飲んでしまって、喉や食道を傷つけてしまい、緊急治療に至るケースもあるといいます。

↑↑↑これって、信じられないけど、本当の話Σ(・ω・ノ)ノ!


そこで、重要になるのが「薬の管理を家族にゆだねる」事なんですよね~

素直に家族にゆだねることができる人であれば、問題ないんですが、
うちの義母のように、超絶頑固なひとでは、なかなか家族を頼ることができません(ノД`)

今日は、超絶頑固なかたのお薬を、家族が管理するには、どうしたらいいのか?

うちで試した方法を、いくつかご紹介しますね♪


上でもいいましたが、うちの義母は超絶頑固!!

自分で薬の管理をしたがるんです(´;ω;`)

他人を頼りたくないもんだから、絶対に薬を渡してくれません。

「ボケあつかいするな!自分でできる!」
「自分のことは自分でやる!ほっといて!」

って感じで、何を言っても 頑なに拒否するんですよね~

頑固な人ほど、介護するほうは難しい⤵⤵⤵

いやいや、お義母さん、あなた自分で管理できていないですから~
と心の中でどんなに叫んでもむなしいだけ(;´д`)=3

いっそのこと、本人の希望通り、放っておこうかしら?!
何度そう思ったかわかりません><

しかし、同じ屋根の下で、どんどん具合が悪くなっている義母を、放っておくわけにもいかず

結局、一緒に病院に連れていくことになるのです。
(病院に連れて行くのにも拒否するので、いろんな駆け引きがありました。病院に連れていくための誘導などは、また別の記事に書きますね♪)

かかりつけ医の先生に相談
先生から家族に管理してもらうよう指導してもらいました

医者から言われては従うしかありません
最初のうちは、ブツブツ文句を言いながらも、何とか飲んでくれていたんですね

しかし、一週間もすると

「私の薬をかえせ!!なぜあんたが持っているのか!」

とものすごい勢いで攻められて、結局家族管理を続けていくことができなくなるのです><

主人に相談しても、もともと母子関係がうまくいっていないので

「放っとけ!!」

と頼りにならず(´;ω;`)


その言葉の通り、放っておくしかできない日々が過ぎていきました。

もちろん、心配だから声掛けはしますよ。。。でもね。。。

私「薬飲んだ?」

義母「うるさい!自分のことは自分でやる!」

私「いや、だから薬は飲んだのかってっ聞いているんですよ?」

義母「うるさい!」


そんな会話にならない、やり取りが日常化していましたね~(ノ◇≦。) 

そして、やっぱり飲めていないから、だんだん具合が悪くなっていく⤵⤵⤵

からの、またまた病院受診 

そして、再度医者から、家族に管理してもらうように指導される

認知症の初期のころの2年間は、この繰り返し



デイサービスがある日はいいんですよ

お昼の薬は、スタッフに管理してもらうことができたので安心してました( ^ω^)



問題は自宅なんですよね~

どうしたらお薬を飲めるのか?!、いろいろな管理方法を試しましたよ

結局失敗に終わったけれども、参考のために紹介しますね(^^♪

どの方法でも、飲んでくれたのは最初のうちだけなんですが。。。

①壁掛けタイプのお薬カレンダーを設置してみる。
そばには、デジタル時計を置いておき、日付や時間を確認できるようにする!
そして「飲み終えた薬の袋は、お薬カレンダーに戻す」という約束。

これは、最初のうちは、頑張ってやってくれてましたが、そういう習慣がないのと面倒くさくなって飲んでくれなくなりました(´;ω;`)


②100均で細長いカゴを買ってきて、「朝」「昼」「夜」「寝る前」の4つの仕切りをつけて、その日の朝に一日分ずつ渡していく
最初のころは、ぶつぶつ文句を言いながらも飲んでいましたが、途中からは、完全拒否!薬を渡すと、その場でごみ箱に捨ててしまうんです


③テーブルに、「薬をのみましたか」と書いた紙を置く
自分を馬鹿にしていると怒って、紙を捨てられてお終い⤵⤵⤵


④家族がタイミングをみて電話する
仕事中の電話は難しい
できるタイミングで電話しても、全然電話をとってくれないから却下

どれもこれも、NG!と~っても悩みましたよ~><

なんでこんなに頑固なんだろう。。。

もう本当につかれるわぁ~(*´Д`)=3ハァ・・・


私としても、完全にお手上げだったんですよ⤵⤵




でもね、神様は私のことを見放さなかったんです。

頻繁に受診にくる義母を見かねて、主治医が提案してくれたのがこれ
 




「お薬支援ロボットを使ってみませんか?」

なんだかわからないけれども、薬を飲んでくれるならなんでもいい!

ってことで、主治医からの紹介で、使ってみたんですね。



これいい!!



朝・昼・夜・寝る前 と 一日で服用の時間をセットしておくんですが、時間が来るとね

「お薬の時間です。ケースを取り出してください。」

と教えてくれるんです



そして、お薬が取り出されるまで「お薬の時間です」って叫び続けてくれる

んで、2時間たっても取ってくれなかったら、次のお薬の時間までお薬を取り出すことができない


✧♡。✧♡。 なんてお利口さん ✧♡。✧♡。

これなら、私が嫌な思いをしなくっていいもんね(⋈◍>◡<◍)。✧♡



これには、義母もかないません♪



ロボットが教えてくれるたびに

「こんなの返せ!!」

ってうるさく言っていたんですが、1年たったころには、素直に飲んでくれるようになったんですね(^^♪




このロボットね、介護認定を受けていると、介護保険が使えるのでお安く借りることができるようですよ。

ちなみに、うちの場合で言うと

(介護認定:要介護1)

ロボットのレンタル自体は無料

だけれども、管理薬剤師が自宅に来て、服薬指導の料金として

「1回/500円」+「処方されたお薬の料金」

を払っています。



安いもんです!

この料金で、私の心の負担が解消されるんですから、ロボット様様です(∩´∀`)∩


因みに、服薬指導の内容としては、こんな感じ↓↓↓


処方された薬を一つの子袋にまとめてくれる

自宅まで薬を届けてくれる。

お薬ロボットに1週間分をセットしてくれて

義母+家族にお薬の説明してくれて

お薬の在庫状況も確認してくれて

在庫状況から、飲めているかどうかの判断をして、本人に飲むように指導してくれる




500円でここまでしてくれるんですよ

はっきり言って、感動しました・゚・☆・゚:*(感´∀`激)*:゚・☆・゚


※上の記載は、あくまでもうちの例です。薬局によっては、料金が違うと思いますので、詳しくはご利用の薬局にお問いあわせくださいね※


と、そんなこんなで色々ありましたが、今回は嫁の勝ち!

っていうよりも、お薬ロボットの勝利となりました(^^♪


あなたの地域でも、取り扱っている薬局があるか、調べてみてはいかがですか?

ケアマネージャーさんに

「お薬ロボットを貸している薬局ないですか?」

と相談するのも、いいかもしれませんね(^^)/

自宅介護はシレ~っとシレ~っとですね(^_-)-☆





↓↓↓は、我が家のお薬ロボットの動画です。参考までに。。。


◆お薬ロボット◆

 

           

 



◆お薬ロボット(薬が取られなかった場合)◆