紫藤尚世の巻。

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伝説の飯動画といえば未だにぶっちぎりで乃万夫婦だが、

最近飯動画をあげてくれないので、代わりに伝説の朝ごはんシリーズを見ている。

 

朝食の調理から食べるまでを追うだけのシンプルな構成ながらも、それぞれの人品骨柄が垣間見える貴重なシリーズなわけだが、

微動だにしないルーティンで朝めしを食い続けた結果、

どれくらいブレがないか、比較動画まで出された田原総一朗を抑えて大爆発しているのが紫藤尚世だ。

ごつい靴音を鳴らしながら、

妙に抑揚のある動きでキッチンを小走りする姿はまるでゲームのキャラクターで、

誰かにコントローラーを握られてるんじゃないかと思うほどトリッキーなんである。

 

トリッキーさは調理にまで及ぶ。

 

ポテサラを作る際は、ツナ缶に指を突っ込んでツナをつまみ出し、

つまんだその指で瓶を掴んで塩を振り、マヨネーズを投入し、

さらにそれらを素手でかき混ぜ、素手で皿に盛り付ける。

 

 

私はずっと草むらで息を殺して紫藤尚世を見ていた。

未知の昆虫に遭遇したかのようだった。

 

これが紀江だったらソッコー捕獲してつねりあげるに違いないが、

紫藤さんはこのまま我が道を行って欲しい。