.M.0:30

京都のおじさんたちの疲労が溜まっているのではないか。
少しでも、横になったほうがいいんじゃないか。

お父さんと、おじさん一人を残し、私と残りのおじさんと、ホテルへ一度帰ることにした。

「もし、急変したら電話する。」

各々部屋へ戻り、シャワーをして仮眠をとった。


A.M.4:15

「お母さんの息が変わったからすぐに来て」

お父さんからの電話で飛び起きて、おじさんと共にまた病院へ。
病院の夜間入り口には家に帰っていた親戚も集まっていた。



2018年3月10日午前4:38

お母さんが息を引き取った。

息苦しいと言っていたのが嘘みたいに、スーッと眠るように落ち着いた。

享年65才



隣の病室で待機しながら、今後のことを話し合う。

一旦お母さんを家に連れて帰りたい。

そう病院へ伝えると、準備が整い次第家へお連れしますと言ってくれた。



家へ帰ると親戚が仏間をあけてくれていた。

そこにお母さんを寝かせる。

お母さん、おかえりなさい。
やっと帰ってこれたね。
やっと、ゆっくりできるね。


涙があふれる。

お母さん


お母さん

お母さん

何度も何度も呼んだ。

昨日あんまり寝てないんだよ。
お母さんの横で久しぶりに寝よっかな。

もっと早くこうしてればよかったな。


葬儀屋との相談により、今日お通夜で明日告別式になったと。

段取りがとても早い。


P.M.6:00

お通夜が始まる。



P.M.8:00

親戚が少しずつ家へ戻る。

私とお父さん、娘、兄、京都のおじさんたちは葬儀場に残り一晩泊まることになった。

ものすごくきれいで設備の整った宿泊場。

お母さんと一緒に寝たかったけれど、娘が怖がったので別の部屋で寝ることにした。

「今はロウソクも線香も絶やしてはいけない、ということもないので、気楽にお休みください。」

葬儀場の人が言った。

宗教のよっても色々あるもんだ。



睡眠障害があって夜あまり寝つけない。

けれどこの日は朝まで熟睡だった。

こんな時に限って、ぐっすり眠れた。