いじめに加担する者




3年前ある事をきっかけに同居する姑のパーソナリティ障害が発覚しました


発達障害は近年急速に理解が進む中

人格障害(パーソナリティ障害)は未だ

存在さえ知らない方も多いのではと感じます


では恐ろしいサイコパスという言葉は随分知られていますね

サイコパスも反社会性パーソナリティ障害という括りの中に入ります


反社会性パーソナリティ障害を持つ人が

全て殺人を犯すサイコパスではありませんがその数は人間の1~3%にも及ぶそうです


程度の差はあれ心や身体に危害を加える反社会性パーソナリティ障害や自己愛性パーソナリティ障害は恐ろしいことにあちこちに野放し状態なのです


この障害をしっかり理解することで

理不尽な出来事に遭遇しても

相手の異常性を確認しながら
違った角度から冷静に対応できるのかもしれません

          



以前夫の言葉に
まだ障害で良かった
これが普通の人間のすることなら
ただの悪人だと


それはそうです
この障害は人の苦しみが解らない
悲しく辛い気持ちも共感できない障害だから
いじめは無意識のうちに行われている
という事を言っているのです


けれどいじめを受けている被害者にとっては
どうでしょう
障害があっても無くても
訳もなく理不尽にターゲットにされる
辛く苦しい気持ちはどちらにせよ変わらないのです


ただ私達が知っておかなくてはいけないのは
この障害は能力がありカリスマ性もあります
たった一人のこの障害を持つ者によって
いじめの恐ろしい世界が始まります


そしてこの能力と魅力ある者に追従すれば
自分の立場は守られ優越感すら持てると考える
そんな我が身可愛いばかりの人間も現れてきます


人の苦しみがわからないパーソナリティ障害を持つ者もいれば
何も考えず人の苦しみを見ていてもわざと目を背け
力ある者に巻かれ地位や利益を獲得し優越感に浸る
そんな悪人も存在するのです


ターゲットを作るのは障害者
そして悪いこととわかりながら
それに加担してしまう健常者


反社会性や自己愛性パーソナリティ障害者は
どこまでも罪を認めない詫びない
どこまでも自分は正しい間違いないと思っている


けれど心ある人間ならば
こういった間違いを間違いとも思わず
人の苦しみを面白がり罪を犯してしまう障害者に
媚びたり蔓延ることなく
早く間違いに気付いてほしいと思います


どうか悪かった間違えていたと
心から反省する気持ちがあるなら
今すぐ被害者の元に赴き手を合わせ頭を下げてほしい


そしてしてしまったことの罪を認め
然るべき罰を受けるべきです


おそらくそれができない健常者は
一生罪の意識に苛まれる事でしょう