更生はできるのか




3年前ある事をきっかけに同居する姑のパーソナリティ障害が発覚しました


発達障害は近年急速に理解が進む中

人格障害(パーソナリティ障害)は未だ

存在さえ知らない方も多いのではと感じます


では恐ろしいサイコパスという言葉は随分知られていますね

サイコパスも反社会性パーソナリティ障害という括りの中に入ります


反社会性パーソナリティ障害を持つ人が

全て殺人を犯すサイコパスではありませんがその数は人間の1~3%にも及ぶそうです


程度の差はあれ心や身体に危害を加える反社会性パーソナリティ障害や自己愛性パーソナリティ障害は恐ろしいことにあちこちに野放し状態なのです


この障害をしっかり理解することで

理不尽な出来事に遭遇しても

相手の異常性を確認しながら
違った角度から冷静に対応できるのかもしれません

          



午後からの情報番組で
少年犯罪のその後を追っている様子が
報じられていました


犯罪行為を行なった者が
どこまで更生でき
どの様に社会で生活できるのか
答えは出ないものの
少し甘く見ている様な気がします


幼少期の辛く恵まれない環境に
同情はするけれど
殺人という取り返しのつかない犯罪を
犯しているのです


誰かを助ける為や正当防衛とは違い
愉快犯や怒りに任せてといった犯罪には
常習性もあると聞きます


特に主犯格の者には細心の注意をするべきです
少年だから恵まれ無かったからといった同情は禁物です
再犯率は2割、4割と年数が経つにつれ上がるそうです


これまでも刑期が終わりその後に
大勢の殺人を犯した者もいるのです
出て来ないでいてくれれば
罪のない人の死はなかったのです


更生は可能かと言われれば
今の私はNOだと感じます


人を見定める事や心の中を読む事は
到底できない事です
ましてやサイコパスという類いの者に関しては
人を欺き学習する能力に長けているのです
優等生のふりをして
まんまと騙される事も考えられるのです


そしてもっと怖いのが
成功したサイコパスです
冷血な心で自分は手を汚さず罪を被らず
上手く人の心を操作して裏で糸を引く
王様の様に生き延びるサイコパスです


罪のない人達が足をもぎとられても
命を落としてしまっても
何も感じない国の指導者は
正しくそうでしょう


罪もない人々が
同じ人間によって苦しめられ
殺められる
そんな世界は異常です


悪に洗脳され力ある者に巻かれていく
良識ある周囲の人達が
一刻も早くこの異常な世界に気付かねばなりません