舅姑のこと④
3年前ある事をきっかけに同居する姑のパーソナリティ障害が発覚しました
発達障害は近年急速に理解が進む中
人格障害(パーソナリティ障害)は未だ
存在さえ知らない方も多いのではと感じます
では恐ろしいサイコパスという言葉は随分知られていますね
サイコパスも反社会性パーソナリティ障害という括りの中に入ります
反社会性パーソナリティ障害を持つ人が
全て殺人を犯すサイコパスではありませんがその数は人間の1~3%にも及ぶそうです
程度の差はあれ心や身体に危害を加える反社会性パーソナリティ障害や自己愛性パーソナリティ障害は恐ろしいことにあちこちに野放し状態なのです
この障害をしっかり理解することで
理不尽な出来事に遭遇しても
相手の異常性を確認しながら
違った角度から冷静に対応できるのかもしれません
ある日舅姑が住む近くのスーパーから
電話がありました
姑が万引きをして事務所で預かっていますと
仕事上の役職もある舅の嫁が万引きなんて
驚くと共に警察に通報されてはならないと思いました
ここのところ認知症があり精算し忘れたのでは
何かの手違いで外に出てしまったのではと
あらゆる場面を伝えましたが
万引きが多いためプロを雇っているので
間違いないということでした
私は電話口で幾度も詫びて何とか
「前科もない様ですし
今回だけは注意をして帰っていただきます」
と言っていただき胸を撫で下ろしました
その後この事を夫だけに伝え
プライドの高い姑です
私が聞いたとなると少し可哀想に思い
夫が電話に出て対応したことにしました
それからはもう捕まることはありませんでしたが
これまでの事を思い返してしまいます
義弟は毎日の様にぶらっと来ていましたので
その度に子供にと戴いていたお菓子や
取っておいた食材がなくなります
何度かガサガサッと慌てて息子に渡している姑の姿を見ていますが
どうして隠れてコソコソするのだろうと思っていました
私の洗濯物の靴下が無くなることも頻繁にありました
姑も同じ様な物を履いていましたので
聞いてみましたが知らんと言います
あまりに無くなるので下ろす時に印を付けました
するとその印のある靴下だと知らずに
上から自分の物だと印を縫い付けています
おそらく姑の引き出しには以前からの私の物が
山ほど入っていると思われますが
まだやるのかと驚きます
たかが菓子や靴下ですが
コソコソとする事が多く
聞いても「知らん」ということが
とても気になっていました
やられる方は気持ちの悪いものです