息子夫婦のこと




3年前ある事をきっかけに同居する姑のパーソナリティ障害が発覚しました


発達障害は近年急速に理解が進む中

人格障害(パーソナリティ障害)は未だ

存在さえ知らない方も多いのではと感じます


では恐ろしいサイコパスという言葉は随分知られていますね

サイコパスも反社会性パーソナリティ障害という括りの中に入ります


反社会性パーソナリティ障害を持つ人が

全て殺人を犯すサイコパスではありませんがその数は人間の1~3%にも及ぶそうです


程度の差はあれ心や身体に危害を加える反社会性パーソナリティ障害や自己愛性パーソナリティ障害は恐ろしいことにあちこちに野放し状態なのです


この障害をしっかり理解することで

理不尽な出来事に遭遇しても

相手の異常性を確認しながら
違った角度から冷静に対応できるのかもしれません

          



息子夫婦は日々助け合いながら
とても仲良く暮らしています


私達も結婚前はこんな感じだったのかもしれませんが
この古めかしい家に嫁ぎ
舅姑の支配的な日々の中で
しかも嘘つきで嫁の幸せを良しとしない姑との暮らしは
嫁の立場は本当に苦しいものでした


姑も嫁であった時には
時代的な習慣もあったでしょうが
厳しさのあまり涙したこともあった様です
けれども姑からの話しの中には
将来を思えばこその
暖かい厳しさだったのではと感じるのです


これまで私の感じる姑の発言は
全くと言ってもいいほど
その様な暖かさはなく
ただただ苦しみを感じるばかりでした


今私と息子の嫁の立場は対等です
家事も全て分担制にしています
今の時代に同居だからと言って
もう主従関係はないだろうと思うからです


それでもこれまでの生活習慣の違いや
そもそも性格的な見識の違いもあり
時には不満を告げられることもありますが
私も経験した子育て中の
心の不安定からくるものと察しています


有難い事に息子より年上でしっかり者の嫁は
普段からきちんとわきまえ私達を立てて
明るく元気すぎる孫達にも
そういったことを教え育ててくれています


その上ここ3年の私と姑の尋常ではない関係には
とてもやりにくいことだと思うのですが
私の苦しい気持ちも理解し気遣ってくれるのは
本当に有難いことです


結婚当時は新人類とも感じた嫁でしたが
息子のフォローもあり
今はとても頼もしいふたりです