夫のこと②




3年前ある事をきっかけに同居する姑のパーソナリティ障害が発覚しました


発達障害は近年急速に理解が進む中

人格障害(パーソナリティ障害)は未だ

存在さえ知らない方も多いのではと感じます


では恐ろしいサイコパスという言葉は随分知られていますね

サイコパスも反社会性パーソナリティ障害という括りの中に入ります


反社会性パーソナリティ障害を持つ人が

全て殺人を犯すサイコパスではありませんがその数は人間の1~3%にも及ぶそうです


程度の差はあれ心や身体に危害を加える反社会性パーソナリティ障害や自己愛性パーソナリティ障害は恐ろしいことにあちこちに野放し状態なのです


この障害をしっかり理解することで

理不尽な出来事に遭遇しても

相手の異常性を確認しながら
違った角度から冷静に対応できるのかもしれません

          



思いもよらない私の行動に驚き
私の苦しみを訴えた手紙を持って
迎えに来ました
10年も前に夫に渡した手紙とも知らずに


今思うと私は子供達のために
苦しいこと辛いこと
泣きたいほどのことがあっても
母親のそんなところを子供達に見せてはいけないと
強く明るい自分を演じていたのかもしれません


おそらくそんな私のことを
いくら辛い苦しいと書いても
夫にしてみれば大したことではないと
心の隅にもおいてはいなかったのでしょう


この時夫は初めて泣いて詫びてくれました


この日から本当に人が変わった様に優しくなり
姑のことで泣くか怒るかの私の味方になってくれました


以前のまま夫が横暴な態度で
理解することが無ければ間違いなく
私はこの家を出ていたと思います


最初は出て行かれてはいけないと
一時だけのその場しのぎだと思っていましたが
3年経った今もまだまだ不安定な私の気持ちを
なんとか理解しようと動いてくれています


怪我の功名というのでしょうか
姑のこのことが無ければ
夫の態度がこんなにも変わることはなかったでしょう