助けるには加害者と会わせないこと




3年前ある事をきっかけに同居する姑のパーソナリティ障害が発覚しました


発達障害は近年急速に理解が進む中

人格障害(パーソナリティ障害)は未だ

存在さえ知らない方も多いのではと感じます


では恐ろしいサイコパスという言葉は随分知られていますね

サイコパスも反社会性パーソナリティ障害という括りの中に入ります


反社会性パーソナリティ障害を持つ人が

全て殺人を犯すサイコパスではありませんがその数は人間の1~3%にも及ぶそうです


程度の差はあれ心や身体に危害を加える反社会性パーソナリティ障害や自己愛性パーソナリティ障害は恐ろしいことにあちこちに野放し状態なのです


この障害をしっかり理解することで

理不尽な出来事に遭遇しても

相手の異常性を確認しながら
違った角度から冷静に対応できるのかもしれません

          





虐めの加害者は二通りあると考えます
加害者自身が自覚をしている場合
反対に自分が虐めていることが
解らない、自覚できていない場合です


学校で起こる虐めにはダメとわかっていながら
最初は面白半分で徐々にエスカレートしていくといった
ことがほとんどではないかと思われます


このような虐めはおそらく自覚があっても
自分を抑えきれない悪の心が勝ってしまい
取り巻きと共にやめられない状況まで
進んでしまうのではと思います


数年前にこれだけ虐め問題が明るみになり
悲痛な想いをしておられる方が後を絶たない中
そんな現場である学校の教職員の間で
一人の若い先生が虐めのターゲットになり
目を負傷すると言うとんでもない事件が
起こりました


この場合はと考えると
どうやら悪いこととの分別がつかない
心の成長がしきれていない呆れた教員によって
なされている事件だと考えられます
加えておぞましいのは加担した職員が数名いる事です


こういったケースでは虐めが明るみになり
言って聞かせれば
今後改善の余地があるかないかは別にして
自分がやった悪かったと認め詫びることで
ひとまず解決の道は見えてきます


ところが人をおとしめる陰口を言う
陰湿で表面的に現れない虐めが
見落とされがちな困った問題です
被害者は見えないところで攻撃される訳です
加害者はやっていない言っていないと嘘ぶきます


姑の場合も同じです
これだけ嫁の悪口を言い
しかもほぼ嘘のおとしめる陰口です
沢山の証人もいる中
言っていない 嘘はついていないと
全く認めないのです


91歳の姑は本当に自覚がないのか
自分を守るための嘘つきなのか
どちらとも取れるのですが
現実は今だに自分は悪くない
嫁は頭がおかしいと思っています


どちらにせよ人格障害で自覚ができないにせよ
被害者はとてつもない苦しみを味わっているのです


色んな現場で今も起こり続ける
虐めは絶対に許してはなりません


まずは加害者を排除して
被害者を守り心の手当てをする
その上で加害者の抱える問題を
じっくりと改善していく


気をつけることは
必ず被害者と加害者を会わせない


素人考えかもしれませんが
被害者になった者しかわからない
ことがあります


説明会も調査も大事です
けれどももっと大切なことは


一刻も早く
被害者を守り心の手当てをする
加害者を排除して二度と会わせないことです