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デヤン・ボヨビッチ選手が日本に提言 part 2

東レアローズのデキことデヤン・ボヨビッチ選手(Dejan Bojovic)が、6日に全日本への提言を投稿して下さりました(こちらの前回の投稿で取り上げさせていただいてます。)。そして、本日7日に早くもそのPart2を投稿して下さりました。東レでのシーズン真っ只中の時期に、全日本の事を考えて下さるのは、とても嬉しいですね。


Characteristics of the Volleyball Management System in Japan (part 2) (ボヨビッチ選手が書かれた全日本の見解)


タイトルは、「日本のバレーボールマネジメントシステムの特徴」です。マネジメントシステムですか。どのような視点で書かれてるのでしょうか?前回に引き続き、今回も書かれてる内容について簡単に書かせて頂きたいと思います。今回はちょっと訳が難しかったので、本当に簡単に捉えています。実際話されてる事とずれがあるかもしれません。


「私は、今の日本バレーボールは、実のところ、行政・経済の問題であると思うのです。最初は2つの提案のどちらが良いかは引き離して考えたい。とても複雑な問題なので。両者は多くの長所と短所を持ち合わせます。ここで、私の見解と可能な方向性の提案について書いてみたいと思います。

欧州各国のプロリーグを見てみると、資本主義、市場社会が存在している事に気づきます。そのため、選手や関係者は、より高い利益を求めて結果を求めるようになり、自然と向上心を持って自己改善して行くのです。競争の激しい試合が多く行われ、多くの観客が夢中になります。

しかし、日本はアマチュアであり、会社の労働者として扱われているのです。選手やスタッフには最低限の給料が支払われています。それがモチベーション低下を招き、質の低下に繋がる場合があります。しかし、同時に、雇用保障、優れたキャリア管理、会社の好待遇などがあるのです。日本バレーボール管理システムを見てみると、社会主義的な特性に気づきます。結果主義ではなく個人主義なのです。

2つの市場を比較すると、自由市場では、向上心を持続させられますが、我々の社会主義市場では向上心を持続できず、技術革新や新技術が欠如しています。

このような問題を解決するにはどうすれか良いか?2つの提案があるので、どちらが良いか考えてみましょう。

(1)長い目で見て、Vリーグをプロ化させる。選手が向上します。しかし、仕事の保証などの現在のシステムの利点を失います。

(2)現在のシステムを継続。しかし、協会はヘッドコーチやスタッフ、選手に、豊富な知性の知識、粘り強い精神を与えるべきです。

2つの提案を挙げましたが、私は、(2)が良いと思います。各国のプロリーグで大きな問題になっているキャリア管理が保障されているからです。それに、プロ化は永久的な成功を保証するものではありません。有能なヘッドコーチが特定の優位性を活かすプレースタイルを指導する事で成功の道が開けます(詳しくは前回の投稿を)。

全日本男子が適切な過程を通す事で、2020年東京五輪で表彰台に立つ事が出来ると信じています。」


大体、このような感じだと思います。そうですね。選手・スタッフを取り巻く環境も照らし合わせて考えたいですね。そういう視点でも、日本は海外とは違うのです。そのため、バレーボールの向上も、海外と同じやり方では上手く行かない場合が多いです。

日本の場合は、優秀な指導者をもっと多く育成する事が重要かもしれないですね。日本ならではの長所に目を向けて、それをより強化して勝てるチームが作れて行くといいですね。

日本のバレーボールについて、ここまで考えてくれたデキ選手に感謝したいです。