Web成約コンサルタント おだじまみえです。
今、グループコンサルを受けているのですが、そこのメンバーのメルマガが本当におもしろい。
毎回お手本のような見事さで唸ってしまうもの、
信念がビシビシ伝わってくるもの、
サラーっと読めるのに深いもの、
どの方もうまいんです。
うまいというか・・・・伝わる。
こういう方々に囲まれていると、ライター名乗るのが恥ずかしくなってきます。
まあ恥ずかしがっていてもしょうがないので、「伝わる」メルマガと「伝わらない」メルマガの
違いを考えていました。
文体とか、文字数とか、発行頻度とか、そういうスタイル的なものは、全く人それぞれです。
伝わるか伝わらないかの違いは、そこじゃない。
伝わるメルマガ、届くたびに読みたくなるメルマガには共通点があります。
・自己開示している
(自分の体験談が書かれている)
・読む人を勇気づける
・言葉が明確である
といった点が共通しています。
「読む人を勇気づける」といっても、「あなたもがんばって!」的な言葉が書いてあるわけじゃありません。
書き手の体験談や、その時の感情を読むことで、読者が勝手に勇気出るんです。
1000の励ましの言葉に勝るもの、それが自己開示ですね。
「言葉の明確さ」も重要ですが、長くなるので別の機会に書きます。
で、あと一つ、共通点があります。
「伝えるのが難しいようなことも、ひるまずに書いている」。
どういうことかというと、
例えば、
「メルマガの文字数は○字程度が良くて、タイトルのつけ方はこうするといいですよ」
といったこと、つまりノウハウは読み手の知りたいことでもあるし、書くのは難しいことではありません。
だから読者にも書き手にも基本、歓迎される(と思われてる)。
それに対して、自分の信念や、価値観、この仕事にかける思い、真の理由などは、伝えるのが難しい。
いや、営業用の、通りのいい自己紹介は鉄板トークとしていつも話しているのがあって、難しくないかもしれません。
ただ、、、そのもっと奥にあるもの、1分間では語れないものが実は、ほとばしるほどあって、
それは話し出すと長くなるし、はしょっていうと「ああ、こういうことでしょ?」って一般化されてしまいそうになる。
「ええ・・・そういうことです」
と言ってもいい。
けど実はちょっと違う、そんな、わかられにくいもの。
「これ、わかられないかもな」
「こんなの、、、読者は読みたいかな」
と思いながらも、時には堂々と、時には暑苦しいほどの熱量で、時には細心の注意を払って、自分の奥にある思いを伝えようとしている記事が好きです。
こういうのを読むと、私は心が震えます。
「そうだった。その小さな違和感を、微妙な思いを、なかったことにしないで、平均化しないで、真剣に伝えるのが個人の発信の基本だ」と思う。
その姿勢こそがファンを作るんだな。
と、改めて思いました。
「これを言っても伝わらないかな?」
「どう思われるかな?」 と
無難な言葉や薄めた表現を選んでいるかぎり、理想のお客様に出会うことは難しいんですよね。
もちろん独りよがりな語りにならないように、読む人への配慮は欠かせないわけですが。
わかられにくいもの、世間で一般的に思われていることとちょっと違う自分の考えを伝え続けるのに、メルマガはとても向いています。
時には読者を信じて、ぽーーんとダイブしてみるのもいい。
引く人もいるかもしれないけど、きっと、すがすがしい気持ちになると思います。