遡って数日前、房仙先生から師範の生徒へ問いかけがありました。
そこには、こんな言葉がありました。
師範は「資格」ではなく「役割」。
その学びを“教える力”として育ててほしい。
教えないという選択もある。
自分の意思で選び、責任をもって歩むこと。
どの言葉も重く、まっすぐで、真正面からの問いでした。
私はその言葉を受け取りながら、自分の気持ちを確かめる時間をいただきました。
房仙先生はいつも、私たち一人ひとりに真剣に向き合ってくださいます。
私のような生徒にも、
「いつかくんちゃんが書家になった時にね…」
「くんちゃんに良い生徒がつくように」
そんな未来の話をしてくださることがあります。
昨年の米子でのイベントでも師範合格の3名をご紹介くださり、
きっと米子での良いご縁を願ってくださったのだと思います。
それでも私は、どこかでその未来を現実として受け止めきれていませんでした。
けれど先生は、そんな私にも変わらず“師範として”まっすぐに向き合ってくださっていたのです。
10月の錬成会では、
「実際に教えてみる」という、普通では考えられない経験をさせていただきました。
さらに、先輩師範の皆さんの指導の姿も間近で学ばせていただきました。
そこで、自分の「今の立ち位置」を知り、
眩しく輝く先輩方、そしてその遥か向こうにいらっしゃる房仙先生を感じながら、
今回の問いかけについて真剣に向き合いました。
そして私は房仙先生に、
「出来る」「出来ない」ではなく、
“教える力を育てていくことに挑戦したい”
そのままの気持ちを、覚悟をもって伝えさせていただきました。
そう決めて迎えたお稽古当日。
「教えるつもりで学ぶ」と三回つぶやき、zoomへ。
──ところが、です。
いきなり読めない「紙」という草書が登場した瞬間、
つぶやいた言葉は一気に吹き飛びました。笑
今回はいつもの初日と同じく全員が初参加。
それでも理解のスピードも、再現度も、それぞれ違います。
どこが難しいのか、どこがつまずいているのか、
瞬時に判断され、詳しく、丁寧に、
そして初日とは思えないほどの厳しさでご指導くださいました。そこには房仙先生の律儀で義理堅いお人柄があったのです。
美しい臨書。
でも臨書どおりに書けなかった時、どう対処するのか。
文字のバランス、整え方。
その一つひとつのご指導に、思わず唸ってしまうほどでした。
緊張しながらも必死に書いた字には、
不思議と“説得力”が宿る。
それもまた、先生が示してくださった学びです。
書の指導でありながら、生き方にも結びつくようなお稽古でした。
今回の問いかけがあったからこそ、
私は今、自分の道を自分で選び、責任をもって歩み始めています。
何歳になっても限界を決めず、うまくいっても驕らず、失敗しても諦めず、感謝と成長を忘れない
房仙先生のように私も進んで参ります
12月25日
素晴らしいイベントがあります
ぜひ!三島でお会いしましょう✨
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