浴室 -38ページ目

好きだよ

この頃あの頃を思い出すのはきっとわたしが弱っているからでしょう


多くを望むことは多くを失うことのような気がします


まだまだ
もっともっと



際限なく生まれ出わたしの願望のその根源はなんなのか


わたしにも判らない、けれど自分のことを好きになりたいからだと思う

明確な

目標を持つこと


それが苦痛に堪える唯一の術


明確な目標を叶えること


それが苦痛を昇華する唯一の術

わたしさえ

我慢すれば、全てが上手く行くんだから、わたしさえ、耐えれば全てが問題ないんだから


絶え間無く押し寄せる絶望感と、痛みと戦って、唇を噛み締めて生きていけば良い


思う所が違ってもこれが現実

しっかりと前を見て生きていけ