浴室 -122ページ目

考えること

沢山あって、まとまらない


やらなければならないこと


とてもたくさん



自分で自分を甘やかすのは簡単




私は何がしたいの?


私は何が欲しいの?




きっと彼を本気で好きなら、こんな仕事はできない



考えるだけで



でも彼もわたしを好きではないと思う本気で



人を愛したことがないという彼





最近いつも泣いてばかり

好きです

たった一時の真実で痛くもない

いやらしく微笑むわたしを見て、興奮して



お好みで、貴方好みの色に



家庭も奥様も子供も仕事も今は関係ないでしょう



お互い嘘で塗り固めた真実



この一時だけは、紛れも無い真実

素質

元々素質はあったのだろうか。


しかし、気付いた時には風俗をやっている女性の知人はいた。



仕事だからと快感を感じる自分が許せなくて、快感を遮断するようにした。


意思とは裏腹に濡れるわたしの体。


濡れるわたしの体を見て喜ぶ男。




ええ、わたしはおもちゃです。


ええ、わたしは玩具です。




彼がわたしの体を弄っても、お客様の顔がちらついて、台詞がちらついて、没頭できない。




自業自得だと判っていても虚しくて、やりきれない。





プライベートでは潔癖なわたし。


きっと、花魁以外のわたしは潔癖。






昔は仕事の後はおかしくなって、少し、意味不明な言動もあったけれど、最近はそれすらない。


情事の後の虚しさすら感じられない。


苦痛を感じられているうちは良かった。


感じないようにしたかったのはわたしなのに、苦痛の感じられないわたしが許せない。





情事の最中に笑いそうになる。


誰に対しての吹聴なのか、わたしもわからない。