みなさん、こんにちは
山形県東根市のマッサージ・整体なら 【よくなる整体院東根】
代表の菅井広孝です。(^-^)
先日びっくりするような話を聞きました。
慶應義塾大学の政治経済学部の生徒さん。
「僕、日本の農業は非常にコスパが悪いから必要ないと思うんですよね~
補助金とかもらわないと成り立たない時点でオカシイじゃないですか。
農作物が必要なら海外から輸入した方がいいじゃないですか!
日本がほんとに得意な分野を伸ばしてった方がいいと思うんですよ。」
と農家の方にのたまったと…
どうやら大学の授業で、教授からそんな風に教わってきたと言うんです。
この話をぶつけられた農家さんは、
あまりにも(農業の)常識が無さ過ぎて、
「どっから教えてあげないといけないの???」
と愕然としたんだとか。
そもそも農家は見えないコストがやたらと掛かってるそうですね。
例えば、田んぼ。基盤整備の費用だったり、水利利用料とか?
そういった部分を農作物に反映させちゃったら、相当高い値段で売らなきゃいけない。
そうしたら、あまり買われなくなっちゃう。
地球が1つの国だったら、先ほどの学生さんの理屈でいけるんだろうけど、
少なくとも現在はいろんな国に分かれています。
人間の命の源でもある食料を他国に頼ることになったら、
それは国の弱みを握られるに等しい事。
だからこそ自国生産をする割合を高めなきゃいけない。
現在の助成金をもらっている現状を良しとは思わないけれど、
助成金無しでやれ!っていわれたら農作物は高騰するよ!
なんて説明をしてあげたら、
「そんな話は初めて聞きました!」
とエライ感心してた!というんです。σ(^_^;)
経済だけ勉強してるんなら分らんでもないけど、政治経済学部だよね?
その教授ですら、そんな程度の認識なのか!?
とビックリしたそうですよ。(私もびっくりだ!)
他にも、むかし某国会議員が
「田んぼのクロを取っ払って、田んぼ一枚を一丁歩ぐらいにしてやりゃいいんだ!」
と言ってるのを聞いて、
日本の農業に未来は無いと思ってしまったそうです。
そもそも田んぼは高さも違えば、土も違う。
それを一色単にして、一丁歩の田んぼから同じ米が取れると思うのか!?
国のかじ取りをする人が、そんなことも分からずにいることに呆れて物が言えない。
と思ってしまったそうな。。。
中央の人たちと、現場の農家の人たちの認識は随分ズレてるんですね。
私は田舎に住んでるので、農家の人の話は分かりますが、
中央の人たち、あまりに何も分からなすぎじゃないかい???