みなさん、こんにちは
山形県東根市のマッサージ・整体なら 【よくなる整体院東根】
代表の菅井広孝です。(^-^)
薬師寺は檀家を持たないお寺です。寄付などで成り立っています。
それに対して、一般的なお寺は檀家がいるため成り立っています。
それが近年、人口の減少や東京一極集中で、
地方のお寺は檀家の減少に頭を抱えるところもあるとか。よく聞く話ですよね。
これはお坊さんたちが胡坐をかいてきたきた結果だと、大谷哲奘さんは言います。
葬儀や法事の時にお経をあげて、たんまりお金をもらって、
高いお料理やお酒を飲み食いして、
それで有難がってもらえる!と思ってきた結果だと。
大谷さんは仰っていました。
「檀家の方々はお経を聞いて「あぁ~有難い!」と思いますか?
何言ってるか分かんないし、眠くなるし、早く終わらないかなぁ~って思うでしょ?
それでも高いお金を払ってるのは、ご先祖様を人質に取られてるからですよ。
普通人質っていうけど、ご先祖様は骨質って言うんですよ!」
ですから、気に入らないことがあれば、墓を持って出ていく方も最近多いとか。。。
大谷哲奘さんは、他の仏教の宗派で講演することもあるそうです。すごいですねぇ。
また、いわゆる新興宗教といわれる団体にも講演に出向くそうです。
そこでは、今の仏教界の現状
「なぜ仏教の人気がないのか?」そんなお話をしてくるそうです。
次の「大吉祥の聖訓」を読めばわかる!と講演会の参加者全員で音読をしました。
昨日紹介した【スッタニパータ】(もっとも古い仏教の聖典)を訳したものです。
戦前のお坊さんが書いた内容なので、
高校時代の古文を読んでいるようです。分からない漢字だらけで辞書が必要。
次はお坊さんではなく、フランス在住のチベット歴史文献学者が現代の言葉で訳してくれた文章。
内容が分かった!
とはいえませんが、意味は取れますね。
他の宗派や新興宗教に出向いて話をしてくるのは、
ただお経を読んでいても、檀家の方々に伝わらなければ意味はない。
今後は、伝わるように努力していくことが必要だよ。と。
ただ、先ほど書いたように、意味が取れても、
相手の腑に落ちるかどうかはまた別の話。
腑に落ちる内容までかみ砕いていくのは、また明日。
しかし、仏陀の言ってた事って、ほんとシンプル。