みなさん、こんにちは
山形県東根市のマッサージ・整体なら 【よくなる整体院東根】
代表の菅井広孝です。(^-^)
人体には、
頭蓋腔、口腔、胸腔、腹腔という4つの空間が存在します。
頭蓋腔・・・脳
口腔・・・口の中の空間
胸腔・・・肺、心臓、気道、食道のつまった空間
腹腔・・・その他、内臓のつまった空間
この胸腔は特に重要な部分で、心臓や肺など大量の血液を必要とするため、
頭蓋腔と同様に骨(肋膜)で覆われ守られた空間です。
この胸腔のほとんどは肺がつまっていますが、
この胸腔、肺と肋骨の間は真空です。
真空がゆえに、肋骨(肋間筋)の広がりや横隔膜の収縮で、肺が広がったり縮んだりできます。
悪い姿勢がつづくと、前面の肋骨の間がせまくなり、
お腹の皮膚がたわんで、胸腔や腹腔が圧迫されてしまいます。
こんな不良姿勢が続くと、
肋間筋が縮み、圧迫された内臓が横隔膜を押し上げ、深い呼吸ができなくなります。
ついでに肋間筋で肋骨、胸腔がロックされているので、
胸椎も動きにくくなります。
そんな方には胸腹式呼吸をおすすめしています。
これは普通のひとがやっている呼吸なんです。
が、胸腔がロックされている方は、腹式呼吸気味になってしまうので、
あえて、肋骨を動かす呼吸を思い出してもらうんです。
これだけで呼吸が深くなり、
姿勢がよくなり、
背骨も動き出すので、あんがい首まで楽になる方が多いんです。
やり方としては、
肋骨を持ち上げるような気持ちで、肋骨が一本一本広がっていくつもりで、
普段以上に、限界まで息を吸ってもらいます。このとき腹筋に力をいれたままです。
次に、せっかく持ち上がった、広がった肋骨を元に戻さないよう、
腹筋の力で、肋骨を真ん中に寄せるような気持ちで息を吐きます。
はっきり言って、これだけで姿勢は良くなります。
呼吸も深くなるので代謝も上がりますよ♪
ぜひ試してくださいね♪