みなさん、こんにちは
山形県東根市のマッサージ・整体なら
【よくなる整体院東根】
院長の菅井広孝です。(^-^)
昨日のMMP-3濃度が上がってきている患者さんから聞いたお話。
発痛物質に「レクチン」というものがあります。
これは食物にも含まれているとの事で、
かかりつけのお医者さんには、
『ナス・トマト・ピーマンは控えるように!』
と言われてきたそうです。
全部夏野菜として家庭菜園で作って食べまくっていたものばかりだそうで。。。
この「レクチン」簡単に言えば「炎症を引き起こすたんぱく質」。
そして免疫機能が過敏になり、自己免疫疾患を誘発する場合もあるとされています。
こういった懸念があるため、
当院の患者さんは、自己免疫疾患である関節リウマチを疑われていることもあり、
レクチンを含む「ナス・トマト・ピーマン」を控えるよう言われたんですね。
納得。
詳しく書けば、
タンパク質は分解されてアミノ酸になります。(中学の時習いましたね)
しかしレクチンは分解されずに血中に入っていきます。
血中に入ったレクチン(タンパク質)は異物ですので、免疫細胞が活性化し炎症が起きます。
風邪も同じですね、免疫細胞がウイルスを異物として認識し、
退治するときに発熱し、炎症が起きるので、のどが痛くなり、鼻水が出ます。
しかしウイルスを退治するためでなく、
食物に含まれるレクチンにいちいち反応して炎症が起きていれば、
慢性的に炎症が続き、これは一種の自己免疫疾患と言えるかもしれません。
他にも、運動後の筋肉痛がなかなか治らない、疲れやすい、花粉症、
当然リウマチにも関係しているかもしれないと言われているそうです。
またレクチンは満腹感を促す【レプチン】の作用を妨げるので、
摂取し続けると体重が増加します。
ちなみに、レクチンを多く含む食品として、
ナス、トマト、ジャガイモ、ピーマンなどのナス科の植物、
大麦、小麦、オーツ麦、ライ麦、ナッツなどの種子類、落花生、
卵そして乳製品などがあるそうです。
じゃ、何を食べろって???Σ(゚д゚;)
しかし、当院で原因不明の痛みを訴えている患者さんもいます。
こういったお話をしてみたいと考えて、
自分自身の頭の整理のため書かせてもらいました。