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【よくなる整体院東根】
院長の菅井広孝です。(^-^)
昨日の続き。私が腰痛になってしまいました。
もし、私のような患者さんが来たら、
どんな状態だと考え、どんな施術をするのか?
をお話したいと思います。
まずは私の昨日の状態。
・基本椅子は痛い。正座が楽。
・椅子から立つときに痛い。腰が伸びない。一旦伸びきってしまえばOK。
・座ったまま姿勢を正していれば、両手を膝の上に置くと問題なく立ち上がれる。
・座っていても、立っていても前屈動作で痛い。
・車の運転(MT)で痛む。振動が響く。
・寝返りで痛む。両膝をそろえて寝返りする分には問題なし。
・寝たり起きたりすると痛む。一旦腹ばいになれば問題なし。
・仰向け、横向き、うつ伏せ寝は問題なし。
・横向きで膝をそろえていれば痛くはないが、膝をずらすと重苦しい。
・PSIS(上後腸骨棘)の若干下に痛みが走る。
・股関節の内旋、内転動作で痛みが走る。
痛みが出ているのは↓ココ↓

後仙腸靭帯や仙棘靭帯、骨間仙腸靭帯の渋さが考えられます。

また筋肉を見ていくと、、、
胸腸肋筋や胸最長筋が痛みの所にかぶっています。

また多裂筋も怪しい。

そして見逃せないのが、股関節の動きでも痛むという事実。
私は梨状筋も怪しいと考えます。

こんな風に解剖図と照らし合わせていくと、
大部分がイメージできますね。
施術としては仙腸関節の周辺を徹底的にゆるめていきます。
起立筋から臀部まで、それぞれの靭帯、筋肉をイメージしながら、
一つ一つを緩めていきます。
それだけでも、かなり緩みが出てきて仙腸関節が動いてきます。
そうすれば患者さんご自身も変化を感じていただけます。
というのが施術の考え方と進め方ですね。
で、私の痛みですが、昨日から変化がありました。
痛みがあったから、という理由もありますが、
ほとんど姿勢を正して過ごし、
また↓こんなストレッチ↓で仙腸関節の動きをつけるたり、

↓こんな風に↓梨状筋を緩めると、
前屈動作がかなりできるようになりました。(ほぼ90度まで曲がれます)
最後の最後はまだ痛みが残りますが、
さらにストレッチを続けてみます。
私の腰痛の改善が見られない場合、
このお話のの続編が出るかもしれません。(笑)