みなさん、こんにちは
山形県東根市のマッサージ・整体なら
【よくなる整体院東根】
院長の菅井広孝です。(^-^)
生活習慣病である、糖尿病についてです。一昨日の続き。
分かりやすいように、私なりの言葉で書きますね。
糖尿病は、ここ40年間で約3万人から700万人にまで増えいていて、
糖尿病予備軍を含めると2000万人に及ぶとも言われています。
糖尿病は血液中のブドウ糖濃度が高くなってしまう病気です。
通常は血液中から、細胞にブドウ糖が運ばれますが、
この細胞にブドウ糖が取り込まれるには一つ条件があるんです。
その条件がインスリン。
インスリンによってブドウ糖が細胞内に取り込まれるんですね。
以前はインシュリンと言っていましたが、今はインスリン、または併用して言っています。
このインスリン、すい臓で作られるものなんですが、
何らかの原因(主には肥満が原因と言われていますが、他にも原因はあります)
でインスリンが作られなくなったり、足りなくなった状態が糖尿病です。
糖尿病になると体中の細かい血管が徐々に破壊されていき、
多くは目や腎臓、または他の臓器にまで重大な障害が出てしまうことがあります。
また血管の炎症が起き、動脈硬化も起こってきます。
これは、昨日書いたように、
脳卒中や心筋梗塞の原因にもなります。
最初のうちは軽視しがちですが、このように重大な障害を引き起こすことがあるんですね。
そのため糖尿病の治療には
すい臓のインスリン分泌力を高める飲み薬や、
インスリンを直接注射する方法があります。
これによって血管内のブドウ糖が細胞に取り込まれやすくします。
すると血管内のブドウ糖は逆に少なくなってきます。
人間にはすばらしい機能が備わっていて、
食事や運動によるブドウ糖の変化を調整してくれていますが、
こういったインスリンを増やす治療を行う事で、
低血糖状態に陥る場合があります。
よく飴玉舐めたりするやつですね。
わたしは「糖尿病なのに、なんで糖分とるんだ?」
なんて疑問に思っていました。
同じように疑問に思っていた方多いんじゃないでしょうか?
太っていないから糖尿病にならないとも限りません。
妊婦さんだってなる事があるし、
アルコールを飲みすぎての肝硬変が原因になる事もあるし、
膠原病の治療のためステロイドが原因にある事もあるし、
すい臓ガンが原因になる事もあります。
ただ、生活習慣病と言うぐらいですから、
食生活や適度な運動によって防ぐことも可能なんですね。
むしろ、食べ過ぎ、飲みすぎ、だらけ過ぎ・・・
これって不自然な事だと思います。
あえて不自然な事をやって病気になるってのも馬鹿らしくないですか?
と、そんな事を考える今日この頃です。