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【よくなる整体院東根】
院長の菅井広孝です。(^-^)
7回目のHさん(女性)会社員
時々腰痛で来院されていますが、今回のぎっくり腰に関しては3回目。
前回(2回目)の施術では上半身の歪みを中心に施術をした結果、
施術後は動作時の痛みは残るものの、
自発痛がすっかりなくなって、喜んで帰って行かれました。
しかし、車に乗った後にまた痛みがぶり返してきたようになり、
「あぁ~やっぱり駄目なの?」
と心配しましたが、翌朝は前日の痛みはどこへやら!
で、今回は自発痛はO.K.!
前屈、寝返り、上半身を捻る動きで痛みが残ってやってきました。
そして前回同様、左の腰背部を緩めていると、
右肩甲骨内側にじんわりと痛みが出てきました。
腰背部の施術後、寝返りも痛みがなくなり起き上がるも、
右の背中の痛みが気になって仕方がありません。
再度横になってもらい、肩甲骨内側を緩めてみました。
すると、施術をした右肩が軽くなり、
問題なく、何もしていない左の方が重く感じます。
しかし、背中の痛みは変わりありません。。。
表面の筋肉でなかったら…
深部、肋間筋、また肋椎関節かも!
と調整をかけてみると、これが良かったみたいです。
かなり痛い手法なので、施術直後は調整時の痛みで、
元々あった痛みが変化したのか分からなかったようですが、
お会計のころには、
「今ははっきりわかります。
背中だいじょうぶです、痛くない!」
と楽になったようです。

アナトミートレインという理論があります。
体中に張り巡らされた筋・筋膜の網を通して、
姿勢や動作の安定がどのように得られていくのかを解明する理論です。
これは理学療法士の友人から教えてもらったんですが、
要は、全身タイツを着た人の左腰の生地を左下方に引っ張ったら、
右肩まで引っ張られますよね。
筋肉はそれぞれ単体として存在しますが、連結されたものとして、
他の部位まで影響しますよ、という考え方です。
Hさんの場合も、腰の筋肉、また筋膜の緊張によって、
対角線上の背中まで影響されてしまった!
そう私は考えます。
いろんな考え方がありますが、
結局、いろいろ試してみて、結果論にはなってしまいますが、
何を言いたいかというと、
楽になって良かったです。^^