鋸山(のこぎりやま)石切り場跡(富津市)
前回、2月11日に金谷に訪れたとき は、成り行きで「車力道」という鋸山の登山ルートを歩きましたが、今回は、案内図(北が下になってます)左上の「地球が丸く見える展望台」を目指して歩きました。
ところが、図の現在地となっている所に予定していた「関東ふれあいの道」コースは、工事中のため3月25日まで通行できない、と書かれていました。ぎゃふん(^^;)。
とりあえず、車力道入り口の先、トンネルをくぐった所にゲンチャリを止めました。ちょうど近くに工事をしていた車が止まっていたので、お兄さんに「工事まだやってるんですよね」と聞いたところ、「今終わって、これから帰るところ。もう歩けるよ」とのこと。ラッキー!
おとといほどではないにしても、昨日も結構暖かかったので、着替えて予定通り、横道をアジサイ公園に向かって登り始めました。
ツリーハウスが2つありました。「関東ふれあいの道」の本道にぶつかったところに、公衆トイレ。他にはないので、貴重です。山道をもくもくと登っていきました。
案内図には、40分と書いてありますが、休憩をとりながらわたしの足では50分ほど歩くと、石を切り出した跡がそびえ立っていました。迫力あるぅ。左の飛び出した所は、「地獄覗き」みたいです。鋸山の名前の由来とも思えるギザギザも。
岩舞台もありました。その横には、当時の有力業者の芳家石材店が残した石切用重機がいくつか残っていました。
さらに進みます。
狭い石切通路を通ったり、池(?)のある付近を通ったり。立入禁止の所もありました。立ち止まらないで(=素早く通れ)という看板やマムシに注意という看板もいくつか。
最後は、石の階段が続き、やっと「地球が丸く見える展望台」に着きました。目的達成!ふーっ。南側と北側(金谷の町並み)。
ここには、先客の山ガールお二人が来ていました。東京から来て、保田(金谷の南側の駅)から歩いてきて、金谷に降りるのだとおっしゃっていました。
ゲンチャリで結構来ていたこともあり、降りるのだけはわたしの方が早かったようです。「Pizza Gonzo」で遅い昼食をとっていたときに観光案内所を覗きに来ました。
売津の石切り場跡地 に比べると、行き帰りが大変でしたが、迫力はありました。2~3時間の山歩きを苦にしない人にはお勧めです。もちろん、ロープウェイで登って、日本寺 の拝観料を払って、地獄のぞきの下、百尺観音の奥を歩く、という方法もありますが、これも結構歩くようです。