氷河期で、一旦就職をあきらめましたが、ご縁がありめでたく社会人生活がスタートしました。
勤務地は東京です。
しかし、2週間で挫折。東京での車の運転が出来ませんでした。人を轢きそうになります。
人を轢く前に会社を辞めたいと支店長の上司に泣きながら相談しました。
支店長は優しく「辞めなくていいし、もう泣かなくていい」と言い、私は隣の支店に事務職で異動になりました。
隣の支店の支店長からの第1声は
「(私の)異動で、人を1人クビにしているから」でした。
私のせいで、その人の人生を狂わせてしまったんだな、と反省し、この支店に役に立てるように
頑張ろうと思いました。
それから数ヶ月が経ち、(私の)異動で、クビになった人は、実は仕事が出来なかった人らしく、
私が来てくれてよかったと言われ、私も心が楽になりました。
社会人になり、2年目、突然の異動の話がありました。
移動先は本社の営業企画部でした。営業企画部が私のことをほしいと言っているそうです。
営業企画部に異動した私ですが、
1ヶ月も経たないうちに、上司から、
「本社は人が余っていると思われている。
ゆっくり育ってもらおうと思ったけど、すぐに育って!
そうでないと、余剰人員と、いらないと言われてしまう」
え・・・わたし、またいらない人間なの?
7歳の頃のわたし、ちびまるこちゃんがひょこっと出てきて、泣いています。

・仕事は全部受ける
・ノーと言ってはいけない
そう教わり、何でも受けます。
そこで、社会人の仕事の仕方を学ぶことになるのです。
会社を出るのが、
23時になることもあり、
時に1時になったり、
係長が出来ない!と言った仕事が舞い込んできて、朝の5時になったり・・・。
「そんなにがんばって働いても、会社は何もしてくれないよ」
残業で残っていると、
人事部の課長がやってきて、そんなことを言われたりしました。
上司から残業時間が本社でNO.1になっているから、気をつけるように言われていたので、
その話かと思いましたが、なんか拍子抜けしました。
その後、その課長はすぐ退職しました。
会社のお金の運用に失敗したようです。