

一息ついています(ガンの薬は飲んでません)
私がモーツアルト崇拝者になった理由の一つが
下記の文章にあります。

モーツアルトの奥さんコンスタンツェ。

「 思い出すのも辛くなるから口にしたくはなかったけれど
私たちがザルツブルクに出かけている間に
乳母に預けていたライムントライト・ライトが
なくなってしまった・・・。」
姉のナンネル。(歳をとって語ったこと)

「 ある晩、モーツアルトとコンスタンツェがザルツブルクに来た。
イドメネオの四重唱曲を歌おうと言った。
三幕でイダマンテが
アンドロ・ラミンゴ・エ・ソロ・・・・と歌い始める曲よ。
(略)唄い始めたらモーツァルトは突然泣き出した。
号泣と言ってもいいくらいだった。
(略)あれほど愛していたのに彼を冷たく拒否している
父親と姉に見守られて幼年時代が終わってしまったことを
嘆きか悲しんでいたんだと思う。
これを機のモーツアルトはザルツブルクに一度も
戻らなかった・・・お父様の葬式にもね。」
悲しすぎる。
私自身はイドメネオをカールベームで聴いただけで
さして興味があったわけでもなかったが
モーツアルトに関する資料にも
モーツアルトの手紙にも何度も登場するから何故って


七不思議で聴いていた時期がある。
今日は小澤征爾さんとウィーンフィルで貼り付けます。

長いですから時間がある方はどうぞ。
私はベームより小澤征爾さんの方が好きです。(笑)

モーツアルトのイドメネオK366(25歳の作曲)
小澤征爾&ウィーンフィル&フィリップ&ダイアナ&他