息子は読書が好きで、小さい頃からよく本を読んでいます。

 

小学校へ入学してからは、絵本から児童書へ移行してきました。

 

 

 

学校の図書室で借りる機会もぐんと増えてきて

 

昨年は100冊以上も借りたそうです。

 

 

息子が選んだ小2の時に学校図書の面白かった本ベスト5を勝手にランク付けしてご紹介します。

 

 

学校の図書室

 

小学校では2冊ずつ本が借りられます。

 

専属の図書室の先生がいらっしゃて、読み聞かせや面白い本の紹介などもしてくれるのだそうです。

 

休み時間に行って本を借りたり、図書の授業時間もあるようで、図書室で読書をするそうです。

 

入学時、学校から図書バッグが配布されました。

本を借りる時には手提げの図書バッグに入れて持ち帰ります。

 

1年足らずで穴が開いてボロボロになったので、自前の手提げバッグを使っています。

 

幼稚園の時の手提げバッグを小学校でも使えるように、少し大きめに作っていましたので、スライドして使っています。

 

 

 

第5位

「あるかしら書店」

著・ヨシタケシンスケ

ポプラ社

 

 

 

 

 

店のおじさんに「あるかしら?」って聞くと、

たいてい「ありますよ!」となる

 

「あるかしら書店」の中で繰り広げられるお話しです。

 

 

 

次から次へと本を探しにお客さんがやってきます。


「あったらいいな〜」という本や夢いっぱいのグッズが、次から次へと飛び出します。

 

 

 

例えば‥

  • 月明かりの下でしか読めない「月光本」

 

  • 読書に付き合ってくれる「読書サポートロボ」

 

  • ふたつの本を合わせて初めて読むことができる「2人で読む本」

などなど。

 

 

クスッと笑えるヨシタケシンスケさんの豊かな発想力がめいっぱい詰まった一冊です。

ショートショート(短編集)のような展開なので、気軽に読みやすいです。

 

 

 

 

第4位

 

「注文の多い料理人」

宮沢賢治

講談社

小学校低学年〜

 

 

 

 

 

東京から2人のハンターが猟に山へ来ました。

 

そこでみつけた西洋料理店「山猫軒」

 

 

「どなたもどうかお入りください」

 

と書かれた扉を開けると、

また扉で、

 

「ここで髪をきちんとして、履き物の泥を落してください。」

 

そして次の扉には、

「鉄砲と弾丸をここへ置いてください。」

 

 

そして、‥

 

次から次へとお客にお願いするのです。

 

そこのレストランは何かと、お客に注文をつけてきます。

 

 

最後には‥

 

不思議な世界に迷い込んだような展開で、夢のような現実のような

ちょっとミステリーサスペンスの要素が入ったお話しです。

 

宮沢賢治が25歳の時の初期の作品です。

日本児童書の名作です。

 

 

 

 

第3位

「キツネたちの宮へ(シノダ!)」

著・富安陽子

偕成社

小学校高学年〜

 

 

 

 

一見ごく普通の家族である信田家。

 

でも実は、ママがキツネなんです!

 

人間のパパとキツネのママが反対を押しきって結婚し、

人間界の常識が通じないキツネ一族の親戚たちが持ち込んでくるやっかいな事件に巻き込まれます。

 

不思議な力を受けついた3人の子どもたちの活躍を描く冒険ファンタジー。

 

 

「シノダ」は全11巻のシリーズです。

 

 

「キツネたちの宮へ」は第6弾目。

 

信田一家がドライブの途中、なぜか道に迷った。

たどりついたのは、婚礼中のキツネたちの山。どうやら何者かが一家を山におびきよせたらしい。

 

いったい誰が?

何のために?

 

富安さんは日本の風土に根ざした神話伝承を生かした和製のファンタジーの児童書作品を数多く発表されています。

 

 

第2位

「パセリ伝説」

倉橋耀子

講談社

小学校中学年〜

 

 

事故で両親と“記憶”をなくした11歳の少女パセリは、北海道で牧場を営む祖父母のもとで暮らしはじめる。

 

記憶を取り戻したいパセリは自分の過去について調べるうち、祖父母の意外な秘密を知ってしまう。

 

やがて浮かびあがるさまざまな謎。

 

恋あり、友情あり、冒険あり、出会いあり、別れあり――いろいろなものがギッシリつまっているファンタジー作品です。

 

全12巻のシリーズです。

 

第1位

「秘密基地のつくりかた教えます」

那須正幹

ポプラ社

小学中学年〜

 

四年生の森田保は、捨て猫を通じて仲良くなった倉橋省吾と、ないしょで猫を飼いはじめた。

 

猫と過ごすために、一晩キャンプを決行することに。

 

それが高じて、

裏山に自分たちだけの秘密の小屋を作る、特別な夏休みの物語。

 


「ズッコケ三人組」でお馴染み、那須さんの書き下ろし作品。

らいちょうも小学生の頃にズッコケシリーズはよく読みました。

面白いこと請け合いですね。
 

 

ファンタジー

らいちょうが読んだことがあるのは、「あるかしら書店」と「注文の多い料理店」でした。

 

小3の息子に本の読み聞かせをするのは、最近めっきり無くなりました。

 

 

 

学校では「銭天堂」や「危険生物」などが流行っていましたので、そういった本を以前は借りてきていました。

 

だんだんと、ファンタジーの世界がしっかりとした、読み応えのあるものを自分でチョイスしてくるようになったようです。

 

 

小さい頃から図書館に一緒に通っていますが、大人もできるかぎり一緒に借りるようにしています。

 

育児書や料理本、雑誌などが多いですが‥

 

めっきり小説などは読むことが少なくなりました。

借りてきてもほとんど読めなくて、積読く(つんどく)することも多いですが、きっと子供の本好きに一役買ってくれていると信じています。

 

今では立場が逆転して、らいちょうの知らない本をおすすめしてくれます。

 

 

夏休みの時間のある時に一緒に本を探せると嬉しいです。

 

 

 

 

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