さあ、やってまいりました。9/6より超人気の限定メニュー鬼煮干しラーメンが始まっている。振り返ってみると、2017年春に初登場し、次が2020年9月、今回でまだ3回目というのはちょっと意外。山岡家は煮干しの専門店「極煮干し本舗」を持っているので、限定の中でも特別な存在と言える。ちなみに近くの山岡家蘇我店は、元極煮干し本舗(2017年10月~2020年7月)。以前は好きな時にいつでも食えたのに、今さらながら閉店が悔やまれる。そんなことを考えながら久しぶりの一杯を待つ。これこれ、いいね。たぶん初めて書くと思うのだが、セメント色のニボニボスープは一杯ずつ鍋で温められているので、食欲全開ですすると激熱で吹き出してしまう。懲りずに毎回やっている気がする(笑)。先程スープと書いたがそうではない。何だろう、タレとでも表現すればよいのだろうか。濃度抜群、甘みのある激ニボ仕立て。丼の中央を見ていただければわかると思うが、麺が沈んでいないのだからスープとは言えない。そもそもラーメンなのか、はたまたタレそばなのか、いやいやこれぞ鬼煮干しラーメンなのだ。麺をセメント色に染めながら食べ進む。ずっ~と、スープが熱い。気持ち粗めに刻まれた薬味の刻みタマネギがいい仕事。やっぱり最後は加水率低めのパツパツ中太麺がうまいなあという境地に辿り着く。今日だけは痛風持ちであることを忘れて完食完飲したニボ。