今回で4回目の訪問。6月にオープンした二郎千葉店です。当初は近場の二郎ということで興奮していたが、さすがにだいぶ落ち着いて向かい合うことができるようになってきた。整理券制はずいぶん前に終了している。ふらりと入店したら、店主から「いらっしゃい」をいただいた。千葉店の厨房は客席より一段高くなっており、さながらキッチンスタジアムのようなフォーメーションになっている。この雰囲気が好き。以前から気付いていたが、ようやく言葉にすることができた。店内待ちは作業服2名のみ。ウエイティングサークルで食券を天に掲げ、着席前に助手さんに大きさをお知らせする。何分も待たずに、コップを持って打席へ移動。あっ、店主の目の前だ。着丼までの一連の流れがスムーズ。今日は基本に帰ってコールは「そのままで」(ニンニクなし)。ヤサイはコールをしなくても結構盛られる。写真で見ると光の加減で白くなってしまっているが、実物はもう少し艶っぽさがある。ほどよい茹で加減。ご存知、豚さんは野菜の下に隠すクラシックスタイル。拳骨級の赤身とバラの豚さんが「こんにちは」。以前ほど醤油による味付けが強くなくなった。さてベースは醤油が効いた非乳化のスープ。くぅ~、これこれ、染みるね。肝心の麺、久しぶりに見ると細めの太麺という言い方か。前回ほどバキバキではなく、かと言ってデロデロでもない。どちらかといえば硬めの茹で加減だが、やり過ぎないくらいに落ち着いてきた。麺の茹で加減や豚の味付けに限らず、全体的に試行錯誤しながらチューニングしている。ただ、ある程度の着地点を見つけつつあるのかなと感じた。

 

 

 

ラーメン二郎 千葉店
千葉県千葉市中央区中央1-7-8
https://tabelog.com/chiba/A1201/A120101/12049275/