これから新幹線に乗るのだが時間はある。長蛇の列の六厘舎に並んでもよかったのだが、一応仕事中なので行列の短さ×好みで一番点数の高かった花道を選ぶ。逆に言うと、評判の割に行列が短かったといえる。まあ、行列の半分はインバウンドの観光客なので行列にそこまで信憑性はない。それはともかく話が360度変わりますが、味噌つけ麺というジャンルは存在すると思う。特に味噌専門店のつけ麺は強烈な存在感を発揮することをこれまで何度か経験している。はい、東京駅ラーメンストリートにある花道庵は、味噌で有名な花道@野方のポップアップストアという位置付け。そんなことインバウンドは知らぬだろう。この日は暑かったこともあり、つけ麺に辿り着いたわけなのであります。厨房に近い席だったので見ていると、3割~4割くらいがつけ麺か辛つけ麺を頼んでいた。ちょっと想定していたのとは違う味噌つけ麺が着丼。どこの製麺所だろう。三河屋製麺特注のストロングな太麺でした。並びの六厘舎と同じ製麺所だね。みずみずしいのだがエッジが効いて、強烈な存在感を発揮。そしてつけ汁にはシャキシャキのモヤシ。味噌感が弱かったのが想定と違っていたところ。白味噌ベースなのでそこまで主張が強すぎなかった。むしろ麺の存在感で全体を引き立てるバランスといえばイメージしやすいか。想定とは違ったが、となるとやっぱり本丸の味噌ラーメンも試してみたいという気持ちにさせてくれた。あえめんというメニューもある。

 

 

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また大阪。大阪に来るとだいたい遅くなるのですが、珍しく早く帰れて今ホテルのベッドで横になってます。お昼に食べたラーメンより。たまたま見かけてフィーリングで入店しました。しかし店名はどこかで聞いたことがあったので少しだけ確信犯。

いつも前置きが長いので省略します。着丼ドーン!おお、並盛と同じ丼なので大盛にすると丼が混雑するタイプだ。券売機の時点で気付いていたが、替え玉という選択肢もありました。たぶん替え玉が正解なのかな。

あと、ファーストインパクトでスープが白濁。あれ?あっさりなのでは?そうなんです、あっさりとあさり(浅利)を勘違いしてました。しかも、あさりにありがちな淡麗ではなく、ベースはガッツリ豚骨鶏ガラの濃厚なタイプ。ちょっとおもしろい。ありそうでなかった、あさり×濃厚鶏豚スタイル。あさり独特の香りが全体を駆け抜ける。

合わせる麺は細麺。ホント博多ラーメンくらい細い細麺。博多ラーメンより少し太くて、加水率も高いと思います。大阪人は細麺×白濁スープ好きだなと。私も好きです。フィーリングで適当に入店しましたが、他のメニューも試してみたくなる実力店でした。グイグイ大阪ラーメン事情に食い込んでる。

 

 

 

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そういえばこの辺りにも家系ラーメンの店があったなと。そんなノリで来ています。それにしても日曜のランチタイム、客が入ってるなあ。引っ切りなしに入ってくる。家族連れも多く、ファミレスみたいな雰囲気も醸し出している。券売機に目を移すと、家系なので醤油。塩に味噌につけ麺、中華そばというメニューまである。バリエーションが多く、さらに漂うファミレス感。チケットを渡す際、中太麺か細麺を聞かれる。一瞬どういうこと?と思ったが、家系が中太麺で中華そばが細麺という解釈で間違いないはず。もう一点、家系ラーメンといえばライスということで食べ放題を想定していた。しかし半ライス、ライスとあり、大ライスのみおかわりできるシステムでした。そんなシステムだったっけ?以前書いた記事を見直したら、以前もそんなシステムでした。

白い、ホント白い。以前書いた記事でも同じこと書いてる。そういえば家系亜流のクリーミー豚骨であることを忘れていました。本家の家系を想像していると、このビジュアルは結構驚く。ひとくちスープをすすればクリーミー。ビジュアルとは裏腹に醤油も鶏油も強めに効いている。麺を引き出せば家系らしく短い中太麺。食べ応えは本家家系と明らかに異なり、モゾモゾとした食感。これが家系として正しいかはともかく、これはこれで好みの麺でした。結局ライスは半ライスを合わせました。ウズラと食べたり、クリーミー豚骨にも合いますよ。終盤は卓調のおろしニンニクを入れて味変。この流れは家系ラーメンの鉄板です。最後にショウガを落としてフィニッシュとなりました。

追伸(塩):

 

後日、塩を油少なめで。白い、醤油より白い。醤油と比べると、よりクリーミー豚骨スープのクリーミーな出汁感を感じることができた。より食べやすいが、その分だけ家系ラーメンの暴力性みたいなものは減少する。自分好みのチューニングを見つけるのも醍醐味といえる。

 

 

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二郎千葉店でつけ麺が始まっている。知ってしまったら最後、行かずにはいられない。イメージ的には、毎年恒例の限定つけ麺が今年も帰ってきたというイメージ。なお、入れ変わる形で、まぜそばは券売機から姿を消している。

雨なら空いてるだろうと思ったら、こんな日でもしっかり行列ができてました。さすがです。ノルマの月イチ二郎もこなせておらず、合わせる顔がない思いで行列に加わる。店内は静か。内なる闘志とでもいうべきか。私には客の情熱が見えている。

つけ麺の注文率高し。ご多分に漏れず当然私もつけ麺。コールはアブラで。もはやアブラというか、ほぐしチャーシューと言ってよいアブラは千葉店名物。麺にぶっかけられている。麺丼がかなりのボリュームで、出てきた瞬間焦ったが、ヤサイが下に埋もれているというカラクリでひと安心。

前置き長いですね。1年ぶりのつけ麺をがっつく。水で〆られた平打ちのムニムニ太麺を頬張る。ラーメンとはまた違う食感。気になるつけ汁は柑橘の酸味、醤油が強めに効き、ゴマ油や七味との多重奏。カタマリのアブラが浮く。うまい、というか食べやすいのでスルスル入る。非乳化サッパリだよね。

今日のトッピングはネギを選択。こちらも強めのゴマ油で味付けされており、よいアクセントになっている。うまい&楽しいで食べていたらボリューミーで腹パンになりました。もう二郎の小はちょっとキツイかなと。おっと書き忘れたが、デカい豚がガッツリ2種類も入っておりました。そりゃあ腹パンにもなるよ。

 


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とにかく時間がない。新幹線の時間が迫っていた。最悪、車内で味気ないコンビニ弁当というランチも覚悟していた。そんな時に便利なのがJR品川駅のエキナカにあるこちらということになる。JRの駅で展開しているので、ひょっとしたらご存知かもしれない。あの一風堂がプロデュース。ちなみに品川は朝7時からの営業(日祝は8時)なので、朝ラー族のニーズにも答えてくれるぜ。

どのくらい時間がなかったかというと、14:07の新幹線を予約しており、券売機の前の時点で13:36。ここは無難に細麺"一風堂"博多ラーメンを選択するところ・・・なのですが、限定の濃厚まぜそばを見つけてしまったら頼まずにはいられない。「茹で時間の関係で注文が前後するかもしれません」と店員さんに釘を刺されビビる。

10分かからないくらいで着丼。ホッとした。細麺が売りの店で、どんなまぜそばが出てくるかと思っていた。おっと太麺。うねりもあり、それっぽく仕上がっている。レギュラーメニューの細麺と違い、太麺に振り切れている感じがよかった。刻みチャーシューに極太メンマ。意外にもキャベツが乗っており、軽く食べづらかったです。しかも辛いタレがかかっていたので、食べるタイミングや混ぜるタイミングに迷いました。スープは豚骨醤油で、まぜそばにしてはスープ多め。

この店のポイントは、一風堂仕込みの博多ラーメン店なので、辛子高菜と紅生姜を駆使できるところ。追いめしのタイミングで辛子高菜を発動。すごいうまいです。高菜飯みたいな感じになりました。〆は紅生姜で紅ショウ飯みたいな感じ。博多ラーメンが売りのラーメン店でまぜそばを食べたら、〆の味変までしっかりはまりました。13:55退店で余裕の乗車♪

 

*追いめしに誘導される仕組み

 

*向こうに高菜と紅ショウの絵

 

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