お大師様がGWに繋ぐ縁 15:愛南町のお遍路さん接待所~40番観自在寺 | 男は独り道を行く

男は独り道を行く

誰も旅の途中

すぐの場所に道しるべ。

あと13.2km。

3時間くらいか。

オヤジギャグではないが、昔から

「伊予はいいよ」

と言われる。

そう言われる理由は色々あるが、この種の道しるべもその一つ。

最近は高知も案内が増えたとはいえ、愛媛と比べると少ない。

いや、愛媛が多いのだ。

徳島は初めの方なんで別格として。

こんな案内もw

ご当地キャラの

「なーしくん」

と言うらしい。

カワウソのようだ。

尻尾の魚はエサと間違えて噛みついたカツオらしいw

書いてないし、写真を載せていないが、

このキャラがプリントされた手拭いを接待所でいただいた。

 

こういうのも愛媛らしい。

地面に書いてある。

昔、こんなんなかったと思うが・・・。

 

この後は僧都川沿いに延々と歩く。

途中、地図通りに橋を渡ろうとする。

すると、通りがかりのオッチャンが

「真っ直ぐ行って、先の橋を渡る方が近い」

と言う。

いや、俺はここを渡りたいんやけどな・・・。

オッチャンのいう所の橋を渡る。

橋の向こう、

手を振ってる人がいる。

先達のO野さんや!

途中抜かれてないのにな。

橋を渡り、

14時15分合流。

聞くと、お接待で車に乗せてもらったらしい。

基本、お接待は断ってはいけないというルールがある。

この奥、

山門をくぐり、

境内へ。

シンプルというか、すっきりした感じできれい。

そして前面に見えるのが

本堂。

団体さんがいないのでスムーズ。

こちらが大師堂。

 

で、納経所は本堂にあるので再び本堂へ。

納経帳を出すと、

「10年ぶりくらいですか?」

と聞かれる。

10年も経たないが、8年くらいと言うと、

「これ、昔の僕の字なんです。」

と言う。

それがわかるなんで、これもすごいなぁと。

俺なんか、小学校低学年くらいから字が変わらんし。

 

今日、O野さんはここの宿坊に泊まるらしい。

いつも泊まる民宿が取れなかった模様。

ここの宿坊はビジネスホテルのようなもので、

前金を支払い、自由にチェックアウトできるらしい。

そのため、ある種使いやすいとのこと。

俺も今回、この近所の山代屋旅館が取れなかった。

なので別の場所を予約してある。

O野さんとは今日はここでお別れ。

 

山門をくぐってすぐにあった案内を見逃してはいない。

「生絞りジュースをお接待します」

というもの。

40番観自在寺を後にし、そちらへ向かうことにした。

 

(よこ・ω・づな)