お大師様がGWに繋ぐ縁 14:民宿嶌屋~愛南町のお遍路さん接待所 | 男は独り道を行く

男は独り道を行く

誰も旅の途中

平成29年5月4日(木)みどりの日

4時半起床。

早すぎるw

が、先に寝てしまったO野さんば別として、

事前にMさんには恐らく4時半頃に起きてう〇こタイムと言ってある。

っていうか、皆さま目が覚めている様子。

う〇こタイム。

トイレ狭い!

膝があたる。

辛抱してしようとすると、ケツが冷たい?

誰か小便をこぼしていた模様。

気持ち悪い。

部屋に戻ってパンツをはきかえる。

まるで寝小便でもした気分。

 

朝食は6時。

が、早目に呼ばれた。

これに汁物。

清算。

先方のミスで予約漏れのうえ、緊急で相部屋。

気持ちだけでも割引があるかと思ったが、無し。

今後はこの辺では宿毛まで行って泊まる!

元々は秋沢ホテルに泊まりたかったんよな、俺。

 

6時45分頃、O野さん、Mさんと宿の前で写真を撮ってから出発。

ペース的に、Mさんと一緒に歩くことになった。

O野さん、今日は峠もあるし、さすがに我らのペースにはついて行けないとのこと。

帰り用のチケットをローソンで発行もせなアカンらしいし。

 

5kmほど先、宿毛付近。

そこで遍路発見。

我々は松尾峠を行くが、この方はトンネルを抜けて56号線から行くらしい。

確かにその方が早いし楽なんやけど。

トンネルとの分かれ道最終のローソンで休憩がてら買物。

別れて、俺とMさんは松尾峠方面へ。

 

9時25分、起点より1.7km地点。

松尾峠へはまだ1.7km。

そんなキツイ印象は無い。

楽勝気分で進む。

が、なんかしんどいぞ・・・。

あの当時よりかなり体重が重いからそう感じるのか?

 

10時、

松尾峠頂上。

標高300m。

そら標高10mから一気に登るとしんどいわな。

そして、

ここが県境。

いよいよ、伊予に入る。

ここから目の前の数m先に東屋。

荷物を置いて休憩しつつ、頂上のところでMさんを待つ。

数分後、Mさんも上がって来た。

そこで休もうとするので東屋へ誘導。

せっかく登ってきても、まだまだ曇っていて景色は良くない。

残念。

休んでいるとご夫婦がやって来た。

そしてもう1名。

みんなで休憩。

足のマメ対策に、休憩の度に靴や靴下を脱ぐのが定番。

みなさんそうするが、俺はしない。w

試行錯誤し、今の装備にたどり着いてから万全なんでね。

 

出発し、今度は下り。

下りがやっぱりしんどい・・・。

 

下りきった付近、

場所は小山というようだ。

お遍路さん接待所とののぼり。

雨も降っていたのでこちらにお世話になる。

写真は出る時に撮ったもの。

入るときは雨が降ってたから。

中には結構な人がいる。

休憩しつつ、お茶をいただけたら満足。

が、こちらでは

まるで食事レベルのお接待をしていただけた。

おにぎり、蒸しパン、たまごやき、自家製ゼリー、そうめんなど。

雨ということもあり、かなりの人数がお世話になっていた。

当然お接待する側の人数も。

それどころか、

ぜんざいまで頂いた。

GW期間行っているようだが、今日で最終とのこと。

この地域で栽培されている「愛南ゴールド」という柑橘がある。

別名は河内晩柑とか、宇和ゴールドとかいう。

この栽培は特定の気象条件が必要なため、全国のほとんどの分がここで作られているらしい。

頂いているとO野さんや、いままで見かけたことのある方々も到着。

トンネル経由組もトイレを目指してこっちに来たらしい。

実は56号線の方でもお接待をやっていたが、人が少なすぎたためこちらに引き上げたとのこと。

行き違いってところですな。

外国人カップルもやって来た。

男性はオランダ人(やったかな?)、女性はカナダ人らしい。

元トロントの住人の俺、カナダに反応する。

O野さんに通訳してくれと言われるも、ちょこっとだけ喋っておしまい。

カップルの、それも女性の方と喋るのは気を使うし、

雨もあがったようなので。

 

11時40分、出発。

ごちそうさまでした。

 

(よこ・ω・づな)