お大師様がGWに繋ぐ縁 11:民宿くもも~7号芳井 | 男は独り道を行く

男は独り道を行く

誰も旅の途中

平成29年5月3日(水)憲法記念日

4時30分起床。

とりあえずう〇こタイム。

ここはウォシュレットはある。

設備が古いため、トイレもやや狭い。

荷物を準備し、コンタクトレンズを装着。

 

5時30分、朝食。

おかわりも。

昨日同様にお接待のおにぎりなどを頂いた。

ちなみに俺が泊まった部屋やが、

こちらが道路寄り。

ベッドがある。

ベッドに寝たかった(普段はベッド、椅子生活)んやが、

見ての通り、洗濯物を干す用の紐がある。

洗濯物を干したいのでここには寝なかった。

 

奥側。

3畳くらいかと。

田舎の土間のある家みたいな構造なので、ここはベッドの部屋より一段高い。

離れなので、特に他の人に気を遣う必要が無い。

そして、設備のそろった善根宿みたいな感じで面白い。

ただ、目の前hが道路なんで、神経質な人は無理かな。

 

6時10分、出発。

食事が5時30分組は全員出てしまった。

またチンタラしてる俺。

ルートはまだ決めていない。

真念庵の方が本来の遍路道やが、以前通っている。

なので、三原村経由というのだけは決めている。

 

歩き始めて10分程度。

前方から人。

菅笠をかぶっているが、花柄のようなカバー。

ウォーキングポールを使いながら元気よく歩いてくる女性。

もしや・・・

そう、3月に高知屋で一緒やった証拠写真の方。

今回は1人のようだ。

あちらも、やたらパワフルな足取りを見て俺と気付いたらしい。

近隣市の方で、地元では会ったことが無いのに、四国で会うとはw

世の中、悪いことは出来ませんなぁ。

昨日は安宿で、今日は金剛福寺宿坊、

そしてその翌日はまた安宿のパターンで、39番延光寺までらしい。

定番中の定番やな。

 

6時53分、最初の分岐点。

そこには

ロッジ・カメリア

この前の橋を渡ったところに安宿がある。

そちらから行って、コンビニで食料調達し、

真念庵経由から真念遍路道を通らずに合流する方法もある。

そして選んだのは、ロッジ・カメリアの前の道を進む道。

このロッジ・カメリアは穴場。

夕食はカレーライス。

朝食はクロワッサンらしい。

たまにはこういう食事も良いと思う。

俺は距離が合わなかったので泊まらなかったが。

 

この道、飲物はあまり心配する必要は無い。

山奥に入るまでに自動販売機もあるし、

ちょっとだけ我慢したら結構自動販売機がある。

とりあえず目指すのは

ここ。

農家民宿くろうさぎ。

三原村はどぶろく特区になっており、7か所ほどでどぶろくを作っている。

ここでは試飲できるようなのだ。

弱い人はフラフラになるようやが、俺はほとんどアルコールがまわらない。

 

田んぼを見ながら進み、山へ入っていく。

なんか工事中やったりする。

どっかで1回休憩したいなぁ・・・。

そう思うも、休憩場所は無い。

しゃ~ないので歩く。

途中、2名発見。

座り込むをいうより、適当な場所にちょっとだけ腰を掛けている感じ。

挨拶だけして通過。

 

ちょっと進んだ所で90ccのバイクの方を発見。

バイクを整備している。

壊れたのか?

聞くと、ナビの電源ケーブルがバッテリーから外れてしまったらしい。

車種は忘れたが、結構古い2ストのマシン。

2スト、田舎道は困るんよな。

エンジンオイルが。

予備を常に持っとかなアカン。

ここで結構話し込んでいる間に、先ほどの方の1名が抜いて行った。

 

スタート。

橋の上から。

川底が透けて見える。

 

景色も良い。

距離的には急ぐ必要は無い。

昨日までは雨の予報やったが、今日になって天気予報は変わっており、

雨は大丈夫っぽい。

水面に木も映り込んで良い感じ。

ここも川底が透けて見えていた。

 

そして、追いついた。

大津の方のようだ。

初めてのお遍路らしいが、知人に歩き遍路の先輩がいるようだ。

その方から情報をもらっているらしく、不安はなさそう。

 

こんな看板発見。

結構期待する。

ここが最も手前の目標やな。

歩いていると、先ほどのもう1名がすごい勢いで追いついてきた。

こういう所を歩いていると、少し人家が出てきた。

場所は芳井。

9時28分、

地図に載っている

7号芳井遍路小屋。

3人で寄り道。

ここでお接待をしておられる方がいた。

追い着いてきた方は中に入るなり、

「ラーメンもらっていい?」

と聞くw

そういえば、なんかそんなブログを見かけたことがある。

ラーメンではなく、どん兵衛を作って食べ始めたw

テーブルにはカップラーメンとか、色々。

冷蔵庫には冷たいドリンクなども。

休憩していると他にも人がやってきた。

その中に先達のO野さんも。

ここでも色々と情報をもらう。

しかし、こういうお接待をされている方のバイタリティはどこからくるのか?

そして財源は?

自分自身には何の得も無いのに。

損得だけで生きているのが動物。

これを度外視できるのは人間だけ。

でも、現実的にはなかなか出来ることではない。

ホント、感謝である。

 

(よこ・ω・づな)