There's no easy way out :15 道の駅から宿 | 男は独り道を行く

男は独り道を行く

誰も旅の途中

道の駅を出発。

普通の道が続く。

歩き始めて30分くらい。

景色は

こんな感じで割と良い。

もう安和付近。

以前に泊まったことのある、民宿あわを通過。

割と快適に過ごした記憶がある。

が、今回はスルー。

 

で、忘れてた。

今日の宿までにメインイベントがあることを。

そう、焼坂峠である。

標高40mから標高228mまで登らなアカン。

以前は民宿あわに泊まったため、元気のあるうちに通過している。

が、今回は後半。

しんどいことはしんどいが、時期的にまだマムシがでるわけでもないので

快適に歩くことができた。

峠を下ると線路沿いといっていいくらいの道となる。

この本数の少ない田舎電車の走っているのを見ることができた。

これはちょっとラッキーかと。

 

段々と住宅が見えてきた。

住宅といっても田舎なので、基本は田んぼとセット。

のどかで、時間が止まっているかのようないい感じ。

途中でへんろ道の案内が二手にわかれる。

この先の大阪遍路道とそえみみず遍路道との分岐点のようだ。

今日は必要ないので、この辺やなとだけ覚えておこう。

少し進むと左手に酒蔵。

試飲とか見学ってできるんかな?

 

で、本日の宿は少し先を左折したところ。

この付近は大谷旅館と福屋旅館がある。

ま、隣なんやけど。

菊池さんは大谷旅館。

俺は福屋旅館を予約していた。

聞いていた噂は、

大谷旅館:対応が良い。食事は普通。

福屋旅館:食事が美味しい。客を色んな意味で選ぶ。

で、どちらにするか迷った。

単に電話がすぐつながったという理由で福屋旅館にした。

15時49分、

福屋旅館に到着。

中に入り声をかけると、靴を脱いで上がるように言われる。

まだ脱ぎ終えていないが、2階に案内すると言われて先に行かれてしまうw

急いで追いかける。

階段を上がるとそこは、道後温泉の個室エリアのような作り。

個人的にはかなり気に入った。

部屋に案内される。

特に部屋番号とか、部屋の名前は無い。

場所を覚えておく必要がある。

俺はたまたま誘導灯のところやったんで問題なかったけど。

少々狭いが充分。

隣との仕切りが木製のふすま。

そのため、防音は全然だめ。

気になる人は無理かと。

俺は全然気にならない。

風呂が空いたら電話すると言う。

とりあえず荷物を全て出したりする。

ちなみにトイレはちょっと特殊。

ウォーターガンというか、そんなんがトイレに付いている。

簡易式の水洗トイレとでもいえばよいのか?

それがつながってる基にボタンがあり、それを押すと水が流れる。

このウォーターガンはしつこくへばりついたう〇こを攻撃するための物か?

ウォシュレットは付いていたような記憶がある。

 

風呂が空いたと電話。

違う方に案内すると言われた。

かなり立派でキレイな風呂だ。

これ、家族が使う風呂と茶羽化。

人大杉で開放したものと思われる。

外とかにも洗濯機はあるが、本来の風呂(階段を下りた場所にある)のところの

洗濯機しか使ったらアカンようだ。

それも洗濯機、乾燥機ともに1台ずつしかない。

これは結構しんどい。

風呂上がりに洗濯しようと思ったが使用中。

次の人が待っていた。

その人物は、高知屋で一緒だった方。(高砂市の方なのでT氏とする。)

「俺の後、空いたら電話してやってもいいけど、部屋番とかわからんもんなw」

いや、ホンマそれ。

T氏が待っていると、あらわれたのは円楽さん。

そういえば円楽さんもここって言うてた。

円楽さんは洗濯物を乾燥機に移し、T氏は洗濯。

俺は洗濯機の前に順番待ちと言わんばかりに洗濯物を置いておいた。

大体40分くらいで選択が終わるので、40分後に洗濯機の所へ。

丁度T氏が現れ、円楽さんも登場。

うまい具合に洗濯できた。

 

部屋に戻り、しばらくしたら食事の電話。

食事場所は洗濯機のある場所の近く。

18時、食事場所へ。

一番乗り。

一番奥に座る。

上座やんw

焼魚は鮭に見えるが、実はブリ。

後で聞くと、この時期のブリは脂の乗りが悪いので美味しくないとのこと。

その割にはウマ~!やったんやが。

仕出しもやっているのか、どれも美味しい。

ご飯は自分で入れるスタイル。

皆さんビールを注文。

円楽さんは熱燗2合。

円楽さんの熱燗がきたところで土佐鶴なのか聞いてみた。

すると、地酒と言う。

俺も熱燗2合を注文。

雪柳というらしい。

この銘柄、ここに来る手前で見かけた。

あそこで作ってるのな。

隣には高齢の3人グループ。

大学時代の先輩後輩らしい。

70歳を超えてもその付き合いがあるとはすごいことである。

ここでも法華経のオッサンの話が出たw

このオッサン以外にも、S価とかもおるらしい。

T氏に国民宿舎土佐のドミトリーの様子を聞く。

1人だけツーリングの人がいて、その人は逆に夜遅かったそうな。

それでもお互い大して苦にならなかったようだ。

で、円楽さん。

昼食はガストで、1時間位いたらしい。

鍋焼きラーメンを食べ逃した!

と、俺や菊池さんと同じことを言っていた。

翌日は皆さん岩本寺宿坊らしい。

距離が近いので円楽さんは岩本寺から11kmほど先の荷稲駅まで歩くとのこと。

今回は岩本寺までのようで、荷稲駅まで行っておけば次回は中村に泊まれば便利とのこと。

T氏もその案を採用とのこと。

明後日は雨の予報。

明日のうちに2時間分先に進んでおいて、明後日は電車でそこまで行けるのは大きい。

 

食事を終え、乾燥機に。

乾燥機も終える。

隣からいびき。

皆さん、寝るの早っ!

防音がイマイチやし、起きててもやることが無いので無理矢理寝た。

 

(よこ・ω・づな)