体調不良で昨日と今日はほとんど寝てた。
目覚めて、ニコ生。
もちろん見たのは米長永世棋聖vsボンクラーズ。
結果は報道の通りで、内容もボンクラーズの圧勝。
ただ、米長永世棋聖が千日手にしようと思えばできたと思われる。
その辺なんよな、コンピュータの欠点は。
人間のように千日手を打開しようとは一切しない。
そんなんを強いと認めてもいいのだろうか?
終盤になるほどコンピュータは計算ミスをしないので強い。
だから、序盤にリードするしか勝ち目はない。
それを車と人間の競争にたとえられている。
そりゃ車の方が速いに決まってる。
なら、コンピュータと人間が将棋で競う必要も無いんとちゃいますかね?
ま、この辺はどうでもいい。
客寄せには面白い企画なんで。
重要なのは、報道するマスコミ。
ざっとウェブページを見た感じでは
毎日、産経、日経
の3社はまともに記事を書いていた。
他は
“ コンピュータソフトにプロ棋士が負けたのは初めて ”
と、誤解をまねく記載。
米長永世棋聖はもう8年も前に引退しとる。
現役ではない。
なら、
「元プロ棋士」
や
「引退棋士」
と書かんとアカンやろ。
かなり意味合いが違う。
棋戦を主催してる新聞社がこれでどうすんねん!
プロ棋士は負けてないぞ。
女流は負けてるけど。
コンピュータの実力は魔太郎(渡辺竜王)も認めてる通り。
今やれば魔太郎でもかなり危ないように思える。
(よこ・ω・づな)