こんにちは!
先週、お仕事で郡山に行ってきました。
やはり東京より寒かったです。
福島は「三春の滝桜」が有名だとの話をお聞きしました。
すごくきれいだそうで、シーズン中には多くの人で賑わうそうです。
私の夢は桜前線に乗って南から北に旅することです。
いつか実現したいです!
さて今日は腎臓についてのお話です。
腎臓も体にとって、とても大事な働きをしています。
腎臓の重要な機能として、老廃物を排泄する役割があります。
腎臓には糸球体という毛細血管の集まりがありますが、
この糸球体に血液が流れ込み、ろ過されるのです。
このろ過されたものが尿の元になりますが、
尿細管に流れ込み、体に必要なブドウ糖やビタミンが再吸収されます。
尿細管に流れ込み、体に必要なブドウ糖やビタミンが再吸収されます。
この尿の元である原尿はなんと、1日に170~180ℓにもなりますが、
ほとんどは再吸収され、尿として約1.5ℓが尿として排泄されます。
腎臓はすごい量を処理しているんですね。
腎臓に障害が起きると、
このろ過機能がうなくいかずに、体の中に老廃物がたまってしまいます。
また再吸収時には体液量の調整も行われています。
腎臓の機能が悪いとこの調整がうまくいかず、体にむくみが出てきてしまいます。
さらに腎臓では血圧を上げるためのホルモン、血管拡張や収縮に必要なホルモンや
カルシウム吸収に必要なビタミンDも作っています。
こんな重要な働きを担っている腎臓ですが、最近腎臓機能が慢性的に低下した状態である
「慢性腎臓病」の人が1,330名くらいになるそうです。成人の8人に1人の割合です。
腎臓病も初期は自覚症状がほとんどないため、
むくみ、貧血、夜間尿、倦怠感などの症状が出た時にはかなり進行してしまっています。
慢性腎臓病原因は糖尿病から進行する場合が第1位です。
糖尿病患者が予備軍を含めて、2,050人いるため、
今後ますます慢性腎臓病になる人が増加してくると考えられます。
腎臓病は内臓型肥満、脂質異常症、高血圧などの生活習慣病とのかかわりが多いため
生活習慣の改善が予防には大切です。
ストレスも腎臓への影響が大きいため、うまくストレス解消も大事になります。
※写真は新幹線から見えた那須の山々です。まだ真っ白です。