特番 (16) スナックセブンの越路吹雪1997-2007/M | 容子のふんわり行きましょ

容子のふんわり行きましょ

もとトークばらの山下容子です。2000年から2015年まで『ふんわり行きましょ』というホームページを持っていました。

 

【♪音楽小旅】(96) 越路吹雪(サントワマミー)

 

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いつもと反対のパターンになりました。初めはただ《音楽小旅で越路吹雪さんを書きたいな♪》。彼女の歌はキーが私にぴったり。若い頃は(1980年頃)裏声を使わずにそのまま歌えて(*1)容子の持ち歌(たち)にしてたのね。で、この際、彼女をよく歌ったスナックセブンのことを特番にして一緒に書こうと考えたワケ。

 

(トークばらから50m=歩いて2分の)セブンに行き始めたのがいつかは全然わかりません。90年頃だった気もするけど、確かなのは2年間の長いうつ病から戻り、ワーカホリックを反省した97年です(詳しいことは霧の中)

 

ジオシティーズ版ホームページ『ふんわり行きましょ』を始めた00年1月からはいろいろ記録が残っています。で、春夏秋冬のトピックスを選んで転載することにしました(手を入れています)。今回の写真はすべて(自分で写真を撮っていなかった頃で)セブンのママの真由美さんに撮っていただいたものなのよ。

 

セブンは2007年にお店を閉めました。

 

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(*1)20年前になると(00年頃)キーを1つ2つ、今は3つ4つ下げないと高いトコが歌えなくなりました。

 

***** 春 *****

 

5月中旬(02年):セブンのママが自転車で私を追い越して行って、お店の前で自転車を止めた時に私に気がついて「あれっ、容ちゃんやったん? 私のとよぅ似たスカートで、ええ感じの着こなしやなぁ思ぅて見てたんよ。全然容ちゃんやて気ぃつかへんかったわ」

 

スタイルは、白のアシンメトリー襟のブラウス(たぶん阪急でゲット)、ペールブルーのテンセルのベスト、青地に赤の斜めチェックの入ったロングスカートとグレーのオープントウパンプスです(1枚目=ブラウスは異なります)

 

女性モードで気をつけないといけないのが後ろ姿。鏡で正面や横を見ている時にはわからなくても、後ろ姿でアレっと思わせてリードされることがあります。姿勢やしぐさなんかのちょっとしたことなのでしょう。ということは、今日は合格なのね(^o^)

 

2枚目は同じスカートとテンセルのジャケットのコーデ(テンセルは好きです💛)、3枚目はお店の前で、4枚目はトークのお店で着ていた『ショムニ』でそのまま行った時です。夜のお酒でショムニは場違いだけど《セブンだったら、まぁいいか》(^^)

 

***** 小旅のルート(トークばら→スナックセブン) *****

 

 

***** 北区神山町 & 末広町(エリア地図) *****

 

 

 

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***** 夏 *****

 

7月中旬(05年):お昼から晴れ上がって、すごく蒸し暑い日。暑い日はデパートに涼みに行くのが一番です。スタイルはジャケット&タンクトップ、先週買ったロングスカートに麻ふうサンダルを合わせてみました(1枚目)。このスカート、ホント涼しいし、肌触りはいいし、歩くとプリーツがゆれていい感じです。


潤でアイスオーレした時にママに新しいスカートの話をしてたら、「近頃はスカートはくのは冠婚葬祭の時ぐらいで、あとはほんとにはかないわねぇ」。動き回るお仕事はパンツのほうがいいのでしょうね。


このあいだ使わなかった商品券を持って、近鉄上本町店へ。夏のクリアランスをやってて、フクスケのスタイリング満足とか、タオル地の素敵なハンカチなんかをいろいろ買って、 ・・・ 、お手洗いに行ってうっかりバッグだけを持って出ちゃったのね。

 

ハッと気がついて戻ったら、ありません! 案内にも行って届いてないか捜してもらったけど、あーあ、残念(^^)。こういう時って、もう一度買い直す気はおきません。気を取り直して、残った1枚の商品券で都ホテル大阪のラウンジでヨーグルトケーキとアイスティーのお茶にしました。


酒好での晩ごはんでママにその話をして憂さ晴らししたあと、エスカルゴでワゴンセールでキリンさん模様のコットンのタンクトップをゲット(1枚目=これも憂さ晴らし)。セブンにも寄って、今日のできごとをしゃべって憂さ晴らしの続き。写真も撮ってもらって気分がよくなりました。女はおしゃべりで憂さを晴らすのよ♪

 

8月下旬(05年):夕方セブンの前を通りがかったら、ちょうどママの真由美さんがシャッターを開けようとしてるところで、「前の時の写真ができてるよ~」(2枚目)。口開けのお客さまになりました。このTシャツは京都の大丸のバーゲンでゲット。

 

3枚目と4枚目は別の日です。ホームページに写真をアップする習慣がなかったから(写真をもらうのが1~2か月先だったから)どの日のことなのかわからなかったの(^^)

 

***** 6月の酒好とセブン(21年6月の記事) *****

 

 

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***** 秋 *****

 

10月(03年):久しぶりのおミズ仕様=白地に赤バラのミニスカスーツ。私自身はそんなつもりで買ったんじゃないけど「お店の名前(トークばら)にぴったりだね」とお客さまによく言われます。フルメイクはスタジオスイッチの森田さんに教えていただいたけど(2枚目)、いつのまにか不精がふつうになっちゃいました(^^)(1枚目)

 

50代?の男性のお客さまが入ってこられて、いたずら心を出して「サントワマミー」の後にピーターの「夜と朝の間に」を歌ったら、「え?女やと思てた!」。彼のお酒のピッチはどんどん上がり、私が失礼する時にはもう、ろれつが・・・(^^)(*2)

 

(*2)コメント欄のレスで書いたんだけど、彼、ちょっとモーションを掛けてくださったので、このまま偽り続けるのはよくないなと思ったの。

 

11月(06年):7時過ぎに真由美さんとセブンの前ではちあわせして、そのまま口あけのお客さん。メイクのテクとか、やせる薬が全然効かなかったとか、ぺちゃくちゃ1時間。「やせる薬って危ないよー」と言ってる私、目の下のたるみを消す接着剤みたいなのを買って《あーあ、だまされた》があるのよね。人のことは言えません(^^)

 

真由美さんはすごい近目なんだけど、かえってカンの鋭いところがあって、女装の人は歩き方とか後ろ姿とかですぐわかっちゃうそーな。もちろんセブンの前のトークばら通りにいて、目が肥えてるせいもあるんでしょうけど、「なんでわかるんやろ?」とあれこれあれこれ。

 

私は、女性は歩く時にあんまり肩や腰を動かさなくて、男性は大きく動かすからかな?と思ってるのね。この日のスタイルは不明です。そして3枚目と4枚目がどの日なのかもわかりません、ごめんなさい。
 

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***** 冬 *****

 

12月(06年):トークのお店は女性が多かったから安心して久しぶりにセブンへ(少ない時はちぃママするからです)。「容ちゃん、管理人さん知ってるでしょ?」、「うん、前にここでお会いした人ね?」、「スーパーで容ちゃん見た、言ぅてはった」、「あんなん街を歩かしたらアカンて?」、「お昼でもなかなかわからへん、言ぅてはった」、「よろしく言ぅといてね。嬉しいけど、お勘定はよぶんに払わへんよ」

 

ごめんなさい。6枚とも日付は不明です。プリントのスキャンだからタイムスタンプは入ってないし、(先ほど少し書いたけど)真由美さんに写真をもらうのはいつも1~2か月(時には何か月も後)先なので撮った日がいつなのか忘れてしまいます。ジオ版日記と突き合わせるのもやってみたけど、すぐにギブアップしてしまいました(^^)

 

***** 特番(INDEX) *****

 

 

***** 晩ごはんとお酒 & トークばら(INDEX) *****

 

 

 

===== 音楽小旅 =====

 

(96) 越路吹雪(サントワマミー) 

2曲目:越路吹雪(ラストダンスは私に)

3曲目:越路吹雪(愛の賛歌)

アンコール:越路吹雪(ろくでなし)

アンコール2:越路吹雪(ケ・サラ)

 

 

 

 

 

 

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声の高さが合っていただけでなく、《あんなひとになりたいな💛》。越路吹雪さんは(女性として)私のお手本のひとりでした。今日は『曲』ではなく『ミュージシャン』のリンクを先に貼っています(↓)

 

宝塚音楽学校での成績は良いどころか至極悪く、『清く正しく美しく』が肌に合わずに、タバコを吸うわ、門限は破るわ、ちょっと間違えば退学になりそうな不良少女。でも、とにかく一途なのよね。私の理想は(?)『生真面目でなく、糞真面目では絶対なく、根真面目』。彼女は私の心に響きます。

 

どこで読んだか忘れちゃったけど、彼女が卒業して何年か何十年か経った時の音楽学校の校長先生が何かの訓示で「みなさん、成績が悪いからと悲観してはいけません。この学校の劣等生だった越路吹雪さんが大活躍されていることを忘れないでください」。《素敵な訓示だわ💛》と私なんかは思っちゃう。

 

曲は私が好きで、よく歌った順に並べました。ふつうは『絶対3曲まで』のところを『アンコールに応えて5曲』です(笑)。『サントワマミー』と『ろくでなし』はサルヴァトール・アダモの歌の中身を岩谷時子さんが『男性⇒女性』に置き換えたと聞くのね。

 

『ラストダンスは私に』は意外なことにアメリカンポップス。こちらも歌の中身は岩谷さんが『男性⇒女性』に置き換えました。『愛の賛歌』はエディット・ピアフのシャンソンで、音楽小旅第2回(21年5月の記事)に書いた私の大のお気に入りです。

 

『ケ・サラ』はカンツォーネ。いろんな和訳があるけど、私はやっぱり岩谷さんの訳が好きです💛。とくに2番の『固く心を結ばれ、誓い交わした友達、だけど明日はどうなることやら、誰もわかりはしないさ』のところね(歌う人によって微妙に違います)

 

ごめんなさい、ずいぶん熱と思い入れを込めてしまいました。

 

***** ミュージシャン *****

 

 

***** 曲 *****

 

 

 

 

 

 

***** 音楽小旅(INDEX) *****

 

 

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