12月にさつきさんにお約束した唐招提寺のお話。奈良で行ったことのなかったお寺のひとつです。
近鉄日本橋から大和西大寺で乗り換えて尼ヶ辻で降りました。せっかくだから垂仁天皇の御陵にも寄ってみようと思ったのね。寒いから駅前のアゲインという喫茶店で早速お茶。お店に置いてある地図は案内の書き込みや付箋でいっぱいです。
垂仁天皇陵は思ってたよりずっと大きな古墳でした。堀に囲まれてるから島みたいなんだけど、その一部が真っ白になってて、びっくり(@@)。あとで調べたらカワウの糞の被害。あちこちでけっこう問題になってるみたいよ。今は糞害が少しはましになったかな?
風が強くて寒い日だからよせばいいのに、ジャンパーを脱いでスタイルチェック(笑)。近くを近鉄電車が通り過ぎていきました。
垂仁天皇陵から歩いて5分くらいで(尼ヶ辻駅からでも10分くらい)唐招提寺に着きました。写真は金堂です。観光客が一番少ない時期のはずだけど ・・・ 物好きはどうやら私だけではないようね。
それがまぁ、女性ばっかりとまでは言わないけど、9割以上は女性。もしも日本でイスラム教が流行って女性たちの行動が不自由になったら、お寺の実入りがうんと減って、門前のおみやげ屋さんがバタバタつぶれちゃうんじゃないかしら。
唐招提寺はほかのお寺に比べて、全体に凛とした印象です。冬で風が冷たいせいかもしれません。
1枚目は鼓楼、2枚目は経蔵?宝蔵?。経蔵と宝蔵はよく似てるから、あとからだとどちらかよくわかりません。教科書に出ていた校倉造(あぜくらづくり)の見本みたいな建物ね。
こちらは開山御廟。このお寺を開いた鑑真和上が眠っておられます。人が少なくて静かなところよ。土塀の風情がとってもいいです。
御廟のお庭は杉木立と苔がお見事。鑑真さまにはちょっとごめんなさいして写真を(^o^)。今日の表情はかたくて、ごめんなさい。池のカモがすいすい泳いでて、かわいかったから、パチリ。
時は2011年1月です。ランチからあとのお話はまた明日ね。