直腸ガン ⑧ 入院 | 直腸ガンと乳ガンに…まだまだ生きていたい

直腸ガンと乳ガンに…まだまだ生きていたい

2012年11月8日直腸ガン手術。その頃の日記からも記載。
2015年1月には乳がん発覚。それも…両側。4月23日両側乳房全摘手術。一次二期再建。同時エキスパンダー挿入。2016年1月21日には両胸共にインプラントへ入れ替え。
それでも前向きに…まだまだ生きていたいから…

2012年11月1日



直腸ガン発覚から…


2週間も続いた
様々な精密検査


痛みや苦痛
何度もめげて・・・

逃げ出したくなったり




そんな葛藤の中で

頭をよぎる命の灯りを
1日でも長く灯していたい


と・・・願う一心で




苦痛を伴う検査も

この先の不安や恐怖にも

どうにか耐え



家族の支え
友人達の祈りで

乗り越えられて




ようやく・・・

入院初日を迎えられた





強い想いで

何度も励まされて

優しさに支えられ

沢山の愛を感じ包まれて

生きたいと願い

家族の絆が強まり

みんなが祈っている





生きたいと・・・
心から願うほど



自分の考えの甘さにも

人の痛みや苦悩にも…
なってみなければ



これほどまでに
精神的に辛いこととは
知らないで過ごしていた



それでも・・・

いまの私は
こんなふうに・・・

想いを
文字に表現したり



本音や不安や
沢山の願いや想いを



大切な人達に
打ち明けて伝える事ができている




声にして言えるだけでも
恵まれているコトなのにね


有り難いことに
五体満足で生まれてきて

何不自由ない身体で
これまで…生活をしてこられた


大切な人のそばで
共に泣いたり
一緒に喜んだり感動したり

時にはケンカしたり

同じ景色を見る事も



病室から見える
この青い空や


遠くの海の水平線
輝く街の夜景も見る事が出来るし


好きな歌も聴いたり
食べ歩きしたり
旅行に行ったり


温泉で癒されたり






こんなふうに自分が
恵まれている事に
こんなにも感謝出来るのは


やっぱり

病気になったからこそ






大切な事に
気づくことができたし


身をもって
命の尊さを実感できている



この
大切な自分の命には
限りがあること


残された
人生を…どう生きるか



最期を迎えるその日まで



後悔ないように
私らしく
生きていこうラブラブ




そぅ・・・決意して


入院生活
泣き笑いの日々の始まり


続く→⑨