横山専務の闘う営業日誌+子育て日記 -9ページ目

横山専務の闘う営業日誌+子育て日記

闘う営業日誌と子育て日誌が合体しました!!大腸がんとの闘病記録から不動産屋としての物件紹介、そして家族と過ごした記録をこちらに記載しております!

◎8クール目にあたって

7クール目の下痢の症状が強かったが、これで最後だという思いで抗がん剤の投与に臨みました。

◎カペシタビン(ゼローダ)療法/8クール目のまとめ

7クール目同様にオランザピンを服用せずに抗がん剤の投与を開始、今回も2日目の朝から下痢が起きました。都度下痢止めを服用しましたが、辛くて一時休薬、体調が戻り次第、再開を繰り返しました。結果、8クールは5割程度しか服用できませんでした。

前回なんとなく感じた酸化マグネシウムによる吐き気の軽減は結果ほんとに効果があったのかなんとも言えない感じでした。参考にならなくて申し訳ありません。

<10月25日の診察にて>

今回は細かい副作用の経過省略しますm(__)m

8クール目の診察の時に抗がん剤終了前のCT撮影を行いましょうということで20日にCT検査を受けました。結果は最後の診察日である25日に聞く予定となりました。

9時からの診察予定でしたが、診察室に入ったのは10時過ぎだったと思います。

いつものように体調を聞かれて答えた後、主治医の先生から出たのは予想外の言葉でした。

「こちらを見て頂きたいんです・・・肝臓ですが、2cmにいかない程度ですが腫瘍と思われる影があります。」

「落ち込む気持ちはわかりますが・・・」という言葉を聞いた時点で頭がクラっとして診察室のベットにへたりこんでしまいました。

「嘘だろ・・・どういうことだよ・・・ここまでやってきた抗がん剤はなんだったんだ???・・・」

希望が絶望に変わった瞬間です・・・クリニックで告知を受けた瞬間と同じ衝撃が頭に走りました。

ベットで点滴を打たれて血圧が戻るのを待っている間、妻が先生から説明を受けました。

7月末でやったCTでは何も映っていなかったが、今回のCTで腫瘍が姿を見せたこと。手術ができれば、根治が目指せるが・・・PET検査とMRIを行って最終診断を行い、11月末から12月初旬に手術を行う予定であること。

涙が止まりません、あとどのくらい生きられるのだろう・・・

ネットで調べると肝臓転移が切除できた場合で5年生存できるのは30%~70%程度・・・手術を受けた方の半数が再転移をきたす。生存率の平均値は2年程度だそうです。

ステージⅡの再発率は約15%程度と言われています・・・私の脈管侵襲はそれほど、リスクの高いものだったのでしょう・・・

何をどう後悔したら良いのか、悔しさでいっぱいです。

娘を学校で降ろしたあと、後ろ姿を見ながら泣いてしまいました・・・あとどのぐらいの期間、こうして一緒に過ごしてやれるのだろう・・・

父親と母親は、「治るはずだ!!」・・・自身に言い聞かせるように私にも話していました。

今の自分に何ができるのか?・・・自分がいなくなった後の妻と子供のことを考えずにはいられません。

くそったれ!!!!・・・できる限り1日でも長く生きてやる!!娘の小学校の卒業を見てやるんだ!!死ぬまで闘います。

インボイス制度の登録申請が開始してから約1年が経過しました、来年の3月が申請期限となっておりますが、ある程度情報もまとまってきたところだと思います。

当社でも税理士とかねてから相談をしておりましたが、当初ギリギリまで申請は待っておこうという考えからいよいよ本格的に申請手続きを準備しようという考えになってきたところです。

取引のある大手企業様からは早速登録番号を知らせて欲しいという通知も来ておりますね。そんなところでインボイス制度についてごく簡単な形で要点をまとめてみました。興味のある方は閲覧下さい。

<インボイス制度について>

◎登録申請開始:2021年10月1日

◎登録申請期限:2022年3月31日

◎適格請求書等保存方式の開始:2023年10月1日

税務署に申請を行って登録することで適格請求書を発行することができる。

適格請求書を発行できるのは課税事業者のみである。

<課税事業者とは?>

原則、2年前(2期前)の課税売上が1,000万円を超えている事業者のこと。

<適格請求書とは?>

課税事業者として登録して登録番号の交付を受けることで記載することができる請求書のこと。適格請求書以外の仕入れについては消費税の税額控除ができなくなる。

<消費税納付のルール>

(預かった売上/消費税)―(支払った仕入と経費/消費税)=(差額/消費税)

この差額を国へ納付するのが消費税納付のルール

※仕入れ・経費の税額控除ができなるということは、お客様から預かった消費税をまるまる納付しなければならなくなるということ。

<インボイス制度がはじまることでの危惧点>

●消費税分の値引き交渉がされるのではないか?

●取引の中止や変更を求められるのではないか?

<インボイス制度の狙い>

国がインボイス制度を実施する狙いとは免税事業者が受けていた益税をなくすことにある。

※益税とは課税売上1,000万円以下の免税事業者は消費税の納付義務がないため、お客様から預かっていた消費税が利益となっていたこと。

<大家さんへの影響について>

住宅用の家賃・共益費・土地の賃貸料、土地の売却金額は非課税であるため、免税事業者である大家さんも多い。そのためにインボイス制度のスタートで影響を受ける大家は多いと思われる。

考えられる影響は以下の3点である。

★消費税分の値下げ交渉に応じる必要がある

★借主が現れない可能性がでてくる

★借主が退去してく可能性がある

<不動産を購入した場合の注意点>

事業用の不動産の建物を購入した場合の仕入れ税額控除が認められていたが、インボイス制度がはじまると免税事業者及び個人から購入した不動産の仕入れ税額控除が認められない。例外として宅地建物取引業者が取得した場合には帳簿のみで税額控除を認めるとされている。但し転売目的のみとなっている。

<横山専務のコメント>

ネット上でも盛んに言われているのが、個人経営者や小規模事業者などがこれによって負担大となるため潰れてしまうのではないか?・・・ということですね。

益税となっていた部分がまるっと無くなってしまう、又は課税事業者にならなければ取引先や顧客を失ってしまう可能性も出てきてしまったわけです。これはかなりのダメージですね。

また日常業務で考えるとアパートの大家さんは兼業の方や高齢の方も多くインボイス制度自体に関心がないという方も多いはずです。こういった方との取引を今後どうしていくのか?これが大きな課題となりそうです。

仲介業者として個人のオーナーさんにインボイス制度の普及や理解を求めることもここ数年の大きな仕事になるかもしれません。

今回の記事をまとめるにあたって参考にさせて頂いたユーチューバーの方のリンク先を記載しましたのでより詳細が知りたい方は閲覧下さい。

【インボイス制度/不動産オーナーで●●の人は要注意、影響と対策を徹底解説】税理士ナガイ

https://www.youtube.com/watch?v=RFE2Pzd6Gmc

【消費税インボイス制度開始が1年後に迫る!現在免税事業者で何もしなくていい業種とは?】税理士YouTuberチャンネル/ヒロ税理士

https://www.youtube.com/watch?v=7c2nD20QBp0

【自分はどう行動するればいいのか/4つのパターンで徹底解説】税理士河南のYouTubeチャンネル

https://www.youtube.com/watch?v=CL2YpZfZoec

【今さら聞けないインボイス制度!20分で全部お伝えします】税理士河南のYouTubeチャンネル

https://www.youtube.com/watch?v=iway2og5GB4

【インボイス制度/消費税のルールが変わる!その意味は?】中田敦彦のYouTube大学

https://www.youtube.com/watch?v=IT7gW1-uAoE

【インボイス制度/消費税の歴史から見るインボイス制度の真の意味とは?】中田敦彦のYouTube大学

https://www.youtube.com/watch?v=iItEoF-MKzw

 

 

「治療可能ながん16種に拡大、山形大・重粒子センター県外からの受け入れ拡大目指す」2022年10月11日:河北新報オンライン

治療可能ながん16種に拡大 山形大・重粒子センター 県外からの受け入れ拡大目指す | 河北新報オンライン

治療可能ながん16種に拡大 山形大・重粒子センター 県外からの受け入れ拡大目指す | 河北新報オンライン

 山形大医学部(山形市)のがん治療施設「東日本重粒子センター」は9月30日、治療可能ながんの部位が大幅に増え、昨年のセンター稼働当初に想定した全てのがんに対応で...

河北新報オンライン

 

●陽子線と重粒子線の違いについて

切らずに癌を治療する、また放射線より治療効果が高く、身体への負担や副作用が軽い画期的な治療法として注目を集めている粒子線治療(陽子線と重粒子線)・・・ですがそういえば2つの治療法にはどんな違いがあるのでしょうか?

<陽子線治療とは?>

水素粒子を加速させて使う治療法、放射線治療と比べると腫瘍をピンポイントでくり抜くように集中して照射ができるため正常な臓器への影響が少なくて済む。

<重粒子線治療とは?>

炭素粒子を加速させて使う治療法、陽子線に比べると3~4倍ぐらい大きい。そのためがん細胞に与えるダメージも大きいが正常細胞に与えるダメージも大きくなってしまう。骨部南部腫瘍と骨肉腫などには非常に効果的、陽子線より適用範囲は狭い。

<違いについて>

同じ物理線量で比べた場合、生物実験での治療効果は陽子線の場合、X線と比較してわずかに強い程度(約1.1倍)ですが重粒子線では約3倍強いという報告がされている。重粒子線は特に従来の放射線治療が効きにくい性質の癌に対して強い治療効果を発揮している。

<粒子線治療の注意点>

臓器に穴があくなどの命にかかわる重篤な副作用が起きる可能性があるため。胃癌や大腸癌など消化器の治療には不向きである。令和元年に先進医療として認可されたものの、指定された疾患を除き保険適用外となるため費用が高額となる。目安の費用は1回の治療に約300万円、別途、診察・検査・投薬・入院費用などがかかる。

【重粒子線治療と陽子線治療】国立がん研究センター東病院粒子線医学開発分野長秋本哲夫さんのインタビュー記事/ドクターサロン58巻6月号より※詳細は下記リンクのPDFファイルよりご確認下さい

https://www.kyorin-pharm.co.jp/prodinfo/useful/doctorsalon/upload_docs/140658-1-23.pdf

<横山専務のコメント>

改めて違いを調べてみるとわかったのは

陽子線治療とは放射線とほぼ同等の治療効果があるが、精密照射ができるので副作用が少なくて済む。

重粒子線治療とは陽子線よりも高い治療効果が見込めるがその分の副作用が大きくなる。

という解釈で概ね間違っていないと思います。

「チコちゃんに叱られる」・・・ではないですけど、知ってるようで理解はしていない・・・てこと結構ありますよね。

新しい治療が出てくる情報は嬉しい限りですが、費用を計算すると保険の重要性を改めて感じます。

興味のある方の参考になれば幸いです。


【物件情報】

物件名:ヨコヤマビル102号

所在地:〒963-8041 福島県郡山市富田町字愛宕前77-7

専有面積:61.81㎡/18.69坪

賃料:140,000円+消費税

共益費:込み

駐車料:正面玄関前区画込み/追加駐車場1台5,000円+消費税※玄関前区画については車の大きさによりますが2台程度駐車可能です。尚現地にてご確認下さい。

敷金:賃料3ヶ月分/420,000円

礼金:なし

仲介手数料:140,000円+消費税

保険:加入義務あり※当社の保険商品の場合は19,000円/2年~でご紹介が可能です。他社商品での加入も可としております。その際には借家人賠償を特約で2,000万円の保障で加入下さい。

設備:エアコン、トイレ:ウォシュレット、シャッター、給湯室※電気温水器

備考:個人・法人に関わらず保証会社を利用しての審査・申込みが必要となります。保証料は賃料総額の100%+αとなります。/給湯は電気温水器を利用のためガスの契約不要。

【外観写真】

【間取り】61.81㎡/18.69坪

【物件写真】

<横山専務のコメント>

たいへいラーメンの跡地となっていた当社管理テナント区画を事務所向けに改修工事を行いました、10月4日に完了しましたので再募集を行うこととしました。

予想はしていたものの、飲食店で何十年とご利用頂いたことによる建物へのダメージが思いのほか大きかったですね~・・・できることなら費用をかけずに次のご入居者の募集を行いたかったのですが・・・諸々の状況を鑑みて改修工事を実施しました。

1階のテナントは問い合わせも多い傾向にあるので賃料を気持ち高めに設定してあります。

◎7クール目にあたって

抗がん剤投与の終わりが見えてきたことがモチベーションを保つことに繋がっているものの腸の不調がとにかく心配でした。今回も下痢止めを処方してもらってスタートしました。

◎カペシタビン(ゼローダ)療法/7クール目のまとめ

今回はオランザピンを服用せずに抗がん剤の投与を開始しました。今回は初日から下痢がおきて3日目に下痢止めを服用しました。投与開始から1週間後の9月20日には強い吐き気と再度下痢が起きる。下痢止めを数日服用、9月23日には反動で便秘になる。夜に酸化マグネシウムを服用して対応した。酸化マグネシウムを服用した日の吐き気が不思議なぐらい軽くなったので投薬期間中、低用量の酸化マグネシウムを夕食後に服用することにした。

★7クール目の副作用について

〇手足症候群

今回も強い症状は全くでなかった、ただ油断して保湿剤を怠ってしまった影響かと思われる指先のささくれや乾燥が気になった。

〇口内炎・歯肉炎

ビタミン剤とトラフル錠は欠かさず服用するようにしていたが、やはり歯肉炎などの症状が気になった。もうここまでくると我慢して乗り越えるだけと考えるようになった。

〇味覚障害・食欲不振・吐き気

オランザピンの服用を止めた影響か吐き気は辛かった・・・日中吐き気を我慢していると冷や汗と油汗が止まらなかった。下痢が発生すると若干軽くなる。今回は酸化マグネシウム(※便秘解消薬)を一緒に服用したら吐き気が軽くなるという不思議な現象が起きた・・・酸化マグネシウムには胃の調子を整える作用もあるため、それが良かったのか?主治医にも報告した。「効果があるなら他の患者さんにも勧めてみたい」と話をあわせてくれた。

〇下痢等

投与初日から下痢が発生した、下痢が続いた後に便秘になって・・・という感じで腸の不調が投与期間中続いた・・・今回は休薬期間にも下痢があった。下痢には下痢止め、便秘には便秘薬で対応しているが・・・辛いものは辛い!!ヤクルト、ヨーグルト、整腸剤を別に服用している。効果がないとは思いたくないが改善には至っていない。

<横山専務のコメント>

食欲不振や吐き気、下痢・・・と身体的症状が出てくるとどうしても精神的にも不安定になりイライラしがち、集中力も散漫になって仕事にも支障がでてくる状況です。投与期間の終わりが見えていることが唯一精神的な救いになっているところです。

「自分があとどのぐらい生きられるのか?」

「自分がいなくなった後の家族は?会社はどうなるのか?」

を考えない日はありません・・・悪夢を見て夜中や早朝に目が覚めることもちょくちょくあります。

癌との闘いは、自分との闘いであることを認識させられます。

先日、全国旅行割の実施が発表になりました。投与が10月の下旬に終わりますが10月の末に自分へのご褒美と家族への感謝を兼ねて旅行を計画しています。

11月からは気分を新たに再スタートできれば良いなと思っています。

最後の診察前に再度CT検査を行います・・・影が映っていたら「残り3年ぐらいしか生きられないのかな~」とか思うとCT検査自体が怖かったりします。

とにかく今は1日1日を大切に使いたいですね。8クール目もスタートしましたので走り抜きたいと思います。

◎6クール目にあたって

今回は下痢止めに「ロペラミド塩酸塩1mg」を15回分処方してもらってスタートしました。

◎カペシタビン(ゼローダ)療法/6クール目のまとめ

今回も初日の夜からオランザピンと併せて服用を開始、服用開始から数日間は寝たきりに近い状態で過ごしました。今回も服用5日目の27日夜から酷い下痢でトイレに籠る(;^_^A・・・下痢止めの力で下痢の症状が比較的早く止まった。

数日後の8月31日、下痢ではなく酷い便秘の症状が現れた・・・胃周辺など腹部の複数箇所に痛みがでる。。。起きていられる状況じゃなくなり仮眠を取るが楽にならず夜に酷い下痢の症状。。。下痢の後に腹部の痛みがおさまったので原因が便秘だったと判断した。

下痢止めの影響なのか?。。。軽度のイレウス(腸管麻痺)が起きたのか?・・・今までにはなかった症状がでました。結果的に2週目ずっと下痢をしていた状況でした。

薬をのむわけにはいかない日が出てしまったので、規定の6割程度しか薬を服用することができませんでした。

★6クール目の副作用について

〇手足症候群

ゼロータ服用する人の半数以上に出るという手足の異常については、強い症状を確認することができず良かったという限りです。7クール目の開始にあたっては写真撮影などを行わないことになりました。

〇口内炎・歯肉炎

こちらは併行して出ている状況です、第一三共ヘルスケアから出ている「トラフル錠」※抗炎症成分が入っているトラネキサム酸が配合されている市販の薬品とチョコラBB等のビタミン剤を服用することで症状が軽くなりました。

▲主治医に相談したところ、ビタミン剤は病院から処方できないが洗口液については処方できると回答をもらいました。食事が取れない時のための栄養補給も兼ねてビタミン剤の併用はおすすめです。

〇味覚障害・食欲不振・吐き気

こちらはやはりクールを重ねるごとに酷くなる印象です、ただ今回は下痢症状がひどすぎて抗がん剤が服用できない日が多くなってしまったために感じる日数が少なかったという感じです。

塩気と甘味が全くわからない時の対応としていろんな調味料を試してみましたが、ケチャップ、マヨネーズ、ソースの味がわかったのでこちらで味付けして食材を食べました。

後は吐き気に関しては精神的な要因も大きいので気分転換に音楽に頼ることや、前向きな気持ちになれるように気晴らしを考えることで対応しました。

食べられない時の栄養補助食品は常に常備して体調管理に努めました。

〇下痢等

クールを追うごとに明らかに酷くなっているのでただただ怖い(;^ω^)。。。下痢に関しては必ず5日目の夜に起きるようになって、その後薬を2日程度※3回分または4回分止めると回復するのですが・・・その後2週目に起きる下痢等の症状がとにかく酷い・・・今回は腹痛で身体を起こしているのが辛いほどでした・・・腸閉塞を起こしたのではないかと不安になり救急に行こうか迷ったほどでした。自己診断で軽い腸管麻痺だったのではないか?・・・と思っておりますが・・・抗がん剤で別の病気を併発したのでは身も蓋もないことですので自分の症状を注視しながら体調管理を行って行きたいと思います。

<横山専務のコメント>

7クール目がスタートしました、抗がん剤の副作用の出方は人によって大きく異なるためセルフケアが重要だと思います。自分の場合は、下痢等の腸の異常が一番酷くその次は吐き気です。

吐き気に関しては割り切りと気分転換も含めて工夫を重ねた結果、上手く対応できていると思いますが下痢については対応のしようがなく恐怖との闘いです。

お尻の痛みに耐えながら冷や汗と油汗で数時間トイレを往復するのは中々のものです。

あと2クール・・・これが唯一の精神的救いといったところでしょうか・・・

診察の際に主治医から「2クール終わった後のCTで異常がなければ経過観察ですね」と言われた言葉に気持ちが軽くなった気がしました。

残り約1ヶ月半となりましたので闘い抜きたいと思います。

追伸・・・よく心配してくれる方が「大丈夫ですか?」と聞いてくることがありますが・・・私はもれなく「大丈夫ではないです!」と答えるようにしてます。癌患者の方なら共感してくれると思いますが、「大丈夫ですか?」は「耐えられてますか?」に聞こえるんですよ。

皆さん悪気なく聞いてくれるんだと思うんですが、大丈夫なわけなくて「みんな頑張ってる」・・・って状況だと思うので・・・「大丈夫ですか?」は意外な禁止ワードだと解釈してもらえると嬉しいですね。

◎5クール目にあたって

術後6か月の検査結果を聞くことに精一杯で副作用の相談などは先生にできずにスタートしました。下痢の症状は相変わらず酷かったのですが、相談できないままでのスタート。

薬剤師さんからは下痢止め出してもらった方が良いと思いますよ・・・と言われたのですが仕方なし。

◎カペシタビン(ゼローダ)療法/5クール目のまとめ

抗がん剤ののみはじめはオランザピンも服用するので寝たきりの数日間を過ごして、その後、酷い吐き気と下痢闘う2週間となりました。

お盆の期間中はどうしても寝ているわけにはいかないので故意に薬を休薬した日を作って対応したため、毎クール7割は最低でも飲みきるという目標を致し方なく断念しました。

6か月検診の結果が良かった影響なのか・・・副作用が辛い時には、果たして抗がん剤を飲むことが身体に良いことなのか自問自答を繰り返す日々でした。

★5クール目の副作用について

〇手足症候群

手足の皮がむける、ささくれが目立つ・・・などの症状がみられたが、色素沈着や酷い痛みといった強い症状がなくこのクールも終えることができた。ビタミン剤、保湿剤、ハンドクリームなどの自己メンテに気をつけてきたが、ここまで目立った症状が出ていないので運が良かったと言えるし、体質が影響しているのではないかと思う。

〇口内炎・歯肉炎

ビタミンB6、抗炎症作用のある内服薬を数日飲み忘れると歯肉炎または口内炎の症状が出て辛い思いをした。投薬期間はほぼ併用して飲み続けなければならない。飲めば症状が抑えられるので致し方なし。。。

〇味覚障害・食欲不振・吐き気

いつになく辛く感じました、折り返しに入ったことや、6ヶ月検診の結果がとりあえず良かったことが気持ちのゆるみに繋がっているのか?・・・吐き気が辛くて辛くて仕方なかった。吐き気を我慢していると冷や汗や油汗が出て顔から血の気が引いているのがわかるぐらい。。。辛くもう飲みたくないと何度思ったかわからないですね。

〇下痢等

今までの中で一番酷い状況でした、1週目の下痢は夜2時過ぎまで眠ることができずお尻というか肛門付近がヒリヒリ、腸のあたりに鈍い痛みのような感覚を感じた。抗がん剤の副作用でなければ明らかに何かの病気かと思うぐらい。。。辛くて別の病気を併発しているのでないかと不安がよぎる・・・2週目は休薬期間までずっと下痢が続いていた状況でした。精神面がかなり削られた感じです。薬の服用に恐怖を感じました。

<横山専務のコメント>

5クール目が終わり現在6クール目の投薬中ですが、6クール目スタート時の診察で漸く下痢止めを処方してもらうことができました。飲んだ感じの効きは良くちょっと安心です。ただ薬は下痢が発生してから飲むものなので、2時間以上トイレの往復を繰り返してトイレで冷や汗が書きながら大量のトイレットペーパーを使うことには変わりません。トイレで踏ん張る時間が少し減ったぐらいの話です。

吐き気に関しては明らかにクールを追うごと辛く感じるようになり、精神的にも参ってきてますね。。。これが副作用の少ない薬だというのだから・・・もし転移があった時のことを考えると「治療をしない」という選択肢も頭には浮かんでいます。

抗がん剤の影響で本来の仕事ができなかったり、寝て過ごすことも多かったため、知り合いの親御さんのお葬式に参列する機会を2度も逃してしまいました。

これには自分自身、非常に落ち込みました・・・癌のせいで人間関係も壊してしまったかもしれないと思うと落ち込むばかりです。

1日も早く治療前の日常生活に戻りたい・・・という思いが強くなったクールでもありました。

リンチ症候群の心配から検査を依頼した「マイクロサテライト不安定」の検査ですが、陰性でありました。残念なような、良かったような。。。でも費用をかけても調べて良かったと思っています。

リキッドバイオプシーもできることならやりたいと考えているところです。

◎術後6か月の検査結果について

8月2日の5クール目の診察に併せて7月26日に胸部CT、腹部CT、骨盤CT、血液検査を受けてきました。結果は「異常なし」とのことで胸をなでおろしました。

もしここで「肺や肝臓に影がある」「腫瘍マーカーが高い」などの異常ありとなった場合には術後補助化学療法で投与されている「抗がん剤が全く効いていない」、「増殖スピードの早い性格の悪い癌である」、また「術前検査でたまたまCTやPETで映らない大きさの転移が既にあった」・・・など非常によくない状況が想定できていたので診察室に入る前の緊張はかなりのものでした。

緊張が主治医に伝わっていたのか、先生が安心させようと笑顔を作ってくれたのがわかりました。

「あ~これであと少なくともあと3年ぐらいは生きていられそうだな~」と思いました。時間が稼げれば医学の進歩と併せて闘う時間が稼げると感じました。

◎抗がん剤治療を4クール乗り越えて

私はカペシタビンの単独療法で術後補助化学療法に取り組んでいますが、抗がん剤の副作用の苦しさ、敷いては癌と闘うことの孤独感は家族であっても理解してもらうのは難しいんだな~と感じています。

毎クール投薬開始の2日~3日間は吐き気止めのオランザピンの副作用で身体がだるくて1日のほとんどを寝て過ごしています。食事の時だけ何とか身体を起こすようにしているので日によっては20時間近く寝ています。その後の吐き気と食欲不振については説明が難しく家族にも理解してもらうことに苦労しています。

食べ物の臭いをかぐだけでも吐きそうになる時もあれば、食事はとれるけど、食べた後に急激な吐き気に襲われる場合もあります。

下痢と便秘を繰り返すためそれが怖くて食欲不振になるときもあれば、そのクールによっては胡瓜や西瓜などの瓜系の食べ物が一切受けつけない時もあります。

塩気と甘味を全く感じなくなるときは何を食べても美味しくないため食欲がわかないのですが・・・と思えば満腹感と空腹感が両方とも感じなくなる影響なのか、空腹感とは別の異常な食欲が沸いて吐くまで食べたくなるときもあります。

私の場合、手足症候群の症状が出ていないことは幸いです。ビタミン剤と保湿剤を徹底している影響なのかたまたまなのか体質が幸いしているのかわかりません。

その代わり下痢と吐き気の症状には苦しんでおり日常生活に支障をきたしています。仕事にも影響が出ており対人関係の日時調整が難しいのが実情です。

◎おすすめ動画について

がん情報チャンネル・外科医佐藤のりひろ先生【必見】がんを克服する人に共通するメンタル7つ:再発・転移・切除不能でも長生きするサバイバーはどんなメンタル?

https://www.youtube.com/watch?v=xW2ervbVWnc

<横山専務のコメント>

癌と告知され自分が死ぬ可能性のある病気であることがわかった時のショックは到底想像もつかないもので告知当日のことは今でも忘れることはありません。

誰しも大きなショックを受けると思いますが癌という病気、自分に置かれた現実の向き合って闘うには相当な勇気が必要だと思います。

私の場合には、「小学生の娘がいること」「守るべき家族がいること」「自分が働いて回さなければならない会社があること」が糧になりました。

またステージⅣの子宮体癌になった母親が絶望感で精神的に参ってしまい日常生活に支障をきたして精神科に入退院を繰り返す、また抗うつ剤による治療を行ったという経過から「自分は絶対にこうはならない!!」と母親を反面教師にして自分の気持ちに鞭を打った面はありました。

ブログに自分のことを書こうと決めて書き始めたのは同じく告知されてから癌に関する情報を手当たり次第集めた中で他の人の考え方や体験談を知ることに勇気をもらってことが大きな要因でした。

自分の経験を同じように孤独感と絶望感に苦しんでいる人の心の支えに少しでもなればいいな・・・と思う気持ちが大きいですね。

生きる・・・という目標を見失わずに、悪い結果が訪れたときのために1日1日を大切に過ごしたいと思う・・・これからもブログを書き続けていきます。

誰かの参考になれば幸いです。

 

◎4クール目にあたって

3クール目は投薬中の酷い下痢によって、腹部まで痛くなるようなことがあったので直腸あたりが炎症でも起こしているのではないか?・・・と心配になりました。

主治医に相談したところ、「肛門あたりが少しただれているかも・・・」と軟膏を出されて様子をみることに・・・薬との向き合い方についても相談して自分なりの向き合い方を改めて確認しつつ臨みました。

◎カペシタビン(ゼローダ)療法/4クール目のまとめ

倦怠感が酷くて日常生活にも支障が出ていた吐き気止めのオランザピンについては2.5mgを更に4分の1にして飲むことで対応しました。4分の1でも吐き気止めには有効に作用してくれました。

副作用については1クール目から都度日記のような形で記録をつけてきたのですが、どうやら4日分(8回)摂取した時点で酷い下痢が起きる・・・サイクルになっているようです※私の場合。4日間(8回分)摂取⇒2日間(4回分)休薬/4日間(8回分)摂取⇒2日間(4回分)休薬/2日間(4回分)摂取・・・というサイクルが出来上がったような感じでした。※2クール目から4クール目の投薬休薬を確認したら自然とこんな流れになってました。

下痢の影響で3割にあたる部分が飲めておらず効果はどうなの?・・・という心配はあるものの下痢に苦しみながら他の疾患が発生する心配を考えると・・・これが自分のベストなのかもしれない・・・と思いました。

★4クール目の副作用について

〇手足症候群

今回も目立った症状がなかった、手洗いが多い日や出かけた先での消毒の回数が多かった日の夜は手先に痛みが走った時があったが・・・見た目に大きな変化はなくグレード的には0か1程度と思われる。

〇口内炎・歯肉炎等

マルチビタミン、ビタミンB6、などサプリを摂取することで軽減されたような気がしました。

〇味覚障害・食欲不振・吐き気

鼻のあたりから喉にかけての違和感、塩気と甘味がわからないのはいつまで経っても慣れることはないですね。ほんと辛いです・・・弱い吐き気にはドンペリドンが何となく効いてるような気がする。。。のですが・・・後は気力と気分の切り替えで乗り越えるしかなかったですね。

〇下痢等

3クール目よりは軽かった・・・ような気がしましたが下痢が起きると1日中トイレを行ったり来たりでお尻と下腹部が痛い・・・という感じでした。下痢がおきたら2日間しっかりと休むというルールを作ったので乗り切れた感じがしました。

<横山専務のコメント>

3クール目が下痢は正直に不安を感じました・・・治療中断や長期間の休薬も考えて主治医と話をしました。横山さんのペースでできる限り飲み続けて欲しいという話をもらって続ける気持ちになりました。

薬の副作用が酷い時にはメンタル的にも落ち込んでしまって悪いことばかり考えてしまったり酷い時には夜の寝つきが悪かったり・・・と日常生活に支障をきたすこともありました。

改善方法がないか色々と工夫をしておりますが、今回は抱き枕と布団を購入して「眠ること」を見直してみました。その結果、副作用が少し軽くなったような気がしました。

あくまでも個人的な見解ですが、夜しっかりと睡眠をとることで抗がん剤で壊れた細胞が回復しやすくなるのではないか?・・・最終的には抗がん剤治療に臨むには、平々凡々な話ですが栄養をしっかりとって適度な運動、適度な睡眠をとることが重要かもしれない・・・と思いました。

抗がん剤とは長期間付き合っていくことになることが多いわけですから・・・真面目過ぎず、気にし過ぎず・・・副作用の出方もひとそれぞれなわけですから自分なりの付き合い方を見つけていくことが大切だと思います。

リンチ症候群の心配からMSIーhighかどうかの検査を依頼しました・・・結果がでるまで1ヶ月程度かかるとのことです。また手術から6ヶ月が経過することになりますのでCT検査も受けてきました・・・2回目ですが、気分の良い検査ではないですね~・・・結果がどうなるのか気になって仕方ありませんが・・・何も映っていないことを期待しつつ次の診察に臨みたいと思います。

 


【物件写真】※外観

【物件写真】※正面入口

【物件写真】※裏手出入口

【物件写真】※室内写真

【物件写真】※駐車場・立て看板

<横山専務のコメント>

たいへいラーメン様との契約が終わった後、壁面・シャッター・ドアなどの補修工事を実施しました。室内に関しては飲食関係の問い合わせを複数頂いている状況も踏まえて一旦スケルトンの状況まで撤去した状況です。

ただ予想以上に劣化が酷かったため、ガス管、電気線などもダメージを受けておりそのまま使うのが難しい状況でした。トイレについても損傷が激しかったために間仕切りまで撤去した状況です。

一旦この状況で募集をかけさせて頂いて反響が悪かった場合には、思い切って事務所へ改装工事を行って再募集とさせて頂く予定です。

やっぱり30年使って頂いたことによる建物へのダメージは大きかったですね~。

立地の良さがうりのテナントなので良い企業様とお付き合いができれば良いな~と考えております。家賃設定が難しく社内で協議中となっております。