断片的ではあるが、体験したことを記録しておく。
(記憶1)
家の近くで大きな爆発があった。
窓から見える距離ーー家から1kmほど離れた場所。
建物が燃えている。
空爆のようだ。
警報が鳴り続ける中、
エレベーターで、地下のシェルターに避難した。
(記憶2)
敵の二人組に追われている。
相手は銃を持っているが、私は持っていない。
急いで、エレベーターに向かった。
ーーこのエレベーターに乗って追っ手を振り切れば、逃げられる
エレベーターが開き、中に入り、「閉」ボタンを連打した。
二人組の足音が聞こえてきた。
ーーエレベーターに乗り込まれたら、終わりだ
ドアが閉まった。
追ってきた二人は勢い余って、ドア越しの透明なガラスにへばりついた。
ーー助かった
ドアが閉まり、エレベーターが降りるまでのわずかな間に、
二人組は、ドア越しから私に向けて、銃の引き金を引いた。
(記憶3)
青白い地下室に閉じ込められている。
ベッド以外は何もない。
手術台のような簡素なベッドに手足を縛られ、身動きが取れない。
青い「宇宙龍」のような存在が、私の体に跨り、
ローラーのようなもので、私の体に「圧」をかけた。
ーードン、ドン、ドン、ドン
4回、振動を受けたところで、
私は、意識を失った。
ーーーーー
私の中には、多くの宇宙戦争の記憶があるようだ。
その事実に気づき、癒して、解放する。
ヘミシンクを使いながら、当面は、この作業を続けていこうと思う。
他の誰より、自分自身が「平和」であるために。
★ ★ ★
※これはヘミシンクでの体験を基にした物語である。