「今の自分にとって必要な場所へ連れていってほしい」
ヘミシンクのエクササイズ前に、私はそう依頼をした。
そして異次元に飛んだ。
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前方には海が見える。
綺麗な砂浜がどこまでも広がっている。
私は、前方の海に向かって歩いている。
右前方には高い崖があり、
後ろを振り返ると見渡す限り、大地が広がっている。
周りには、建物のようなものは一切ない。
人間どころか、動物すら見当たらない。
360度見渡しても、あるのは、空と大地だけである。
なんという開放感だろう。
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これは、地球上にまだ生命が存在しない時代に、
初めて地球に降り立ったときの記憶である。
私は、空と大地しかない地球にグラウンディングしながら、
創造主のつもりになって考えた。
私は、地球に生まわされたのではない。
自ら選んで地球に生まれてきたのだ。
そして、これから、この何もない地球に、どんな物語をつくろうか。
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※これはヘミシンクでの体験を基にした物語である。