「ヤッホー!」

 

 

ヘミシンク中に、ノリのいいグレイ型の宇宙人が話しかけてきた。

 

タメ口でフレンドリー。

 

とても親しみやすい宇宙人である。

 

怖さは全くない。

 

 

名前を教えてもらえなかったので、

 

私はこの存在を「グレイ君」と名付けた。

 

 

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一般的なグレイ型宇宙人といえば、

 

頭が広くてアゴが狭い逆三角形の顔のイメージ(この絵文字のイメージ→👽)を持っていたが、

 

グレイ君の場合はその逆で、頭が尖っていてアゴが広い、

 

おむすび型の顔をした宇宙人である。

 

(顔の輪郭以外の印象は、ほぼ上の絵文字のとおりである)

 

カラダは小柄で全体的に可愛らしい印象だ。

 

 

グレイ君は、私からの質問を「秒」で返す。

 

食い気味に返してくる。

 

 

質問をテレパシーで読んでいるのだろう。

 

言い終わる前に返事が返ってくる。

 

 

 

「答えがすぐに返ってくるんですねー??」と聞いたら、

 

「返ってくる」の「か」のあたりで、

 

 

「君もそのうちそうなるよー」との返事が返ってきた。

 

 

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通常のコミュニケーションが、会話からテレパシーに変わるのに、

 

それほど時間はかからないかもしれない。

 

 

★ ★ ★

 

※これはヘミシンクでの体験を基にした物語である。