白線消えてるやら木を切る改革やら揶揄されましたが、対応が落ち着けばもはやだれも取り上げてくれないんで自分で取り上げます。

 

というわけで今日は緑化対策と道路区画線対策について。

 

まず前提として樹木は適正管理が重要です。

 

「意味もなく木を伐りたくてしょうがない人」なんてこの世にいないんだよ。

 

倒木によるケガや根上がりによる道路損傷など、住民にリスクが及ぶ可能性があればこれは対応せざるを得ません。

 

 

古くから市街地化が進んできた都市の背景もあり緑化は早期から取り組んできましたが、相次ぐ暴風雨などにより傷んだ樹木についてこの間、植え替えなど進めてきました。

 

  大阪市みどりの基本計画〈2026〉を策定

 

そして、やたらと「緑が少ない」と言われがちな大阪の街並みです。

 

都市ランキングなどでも課題を指摘されてきたため、所管局とビジョン作りに協議を重ね、この度、気合をいれて緑の基本計画を策定しました。

 

 

 

ポイントは、住む人が緑を感じられ、また緑とつながり、ともにはぐくみ暮らす街づくりです。

 

 

 

 

緑を「育む」「活かす」「つながる」の3つの基本方針から「8つのプロジェクト」を進めます。

 

横山グリーン8。横山みどりの8本の矢。ちがうな。やめとこ。

 

維持管理や適性保全・育成の徹底はもちろんのこと、(1ーⅮでは多様なツールを活用した情報共有を上げました。

 

メルボルンに姉妹都市事業で伺ったときに衝撃を受けましたが、メルボルンでは街路樹一本一本にメッセージを送れるのとことでした。市民が樹木を感じられる環境づくりは非常に重要。

 

メルボルンで撮影した街並み↓

 

 

そこで!特設サイトを開設して大阪市域におけるみどりにかかわるイベントや情報を発信していきます↓

 

 

サイトの中はこんな感じ↓ いろんな情報をチェックできます。さらに。。i-treeをクリックいただくと。。

 

 

まずは御堂筋の街路樹一本一本の情報をご覧いただけます。

 

徐々にデータを増やして将来的には誰もがすべての街路樹にコンタクトでき、かつ街路樹にメッセージを送れるようなデータベースにできればと考えています。

 

 

 

ぜひ大阪市のみどり関連の情報発信もご参照くださいね。

 

計画メッセージ↓

 

 

 

進捗管理↓

 

万博を経て大阪は都市格をあげ国際都市としてさらにグレードアップを目指します!

取り急ぎ緑のビジョンについてご説明しました。

 

 

 

さて、お次は白線!

 

  大阪市における区画線の維持管理について

 

道路白線などの区画線について、集中的な取り組みを進めます。よこやま白線ビジョン2025。ちがうな。圧倒的ネーミングセンス。

 

 
大阪市など自治体管理のものは下記の「車道中央線」「車線境界線」などの車道の交通区分を示すものとなります。
(横断歩道などは都道府県公安委員会など)
 

 

車道境界線などの白線について、下記のスケジュール感で補修をします。

 

 
幹線道路
令和6年度末までに劣化している区画線の補修完了
 
生活道路
令和6年度中に劣化状況を把握、令和8年度末までに消えている区画線の補修完了

 

 

  さらに、デジタル技術の活用!

 

白線の補修などにデジタル技術の導入を促進しています。道路状況をデータで収集してAIによる損傷度判定を行って効率的に維持管理に努めます。

 

道路標識にしろ橋梁にしろ白線にしろ、今後はごみ収集車両や道路管理車などにカメラを設置しデータを収集してAI判定したりドローンでデータ収集しAI判定する、など徹底して目指します。

 

余談だけど、特に道路情報なんかな維持管理もそうだけど自動運転の際のデータ収集に資するとも思うんだよな。こういった情報も企業等と連携の上データ共有して自動運転日本一を目指したい。

 

さて区画線のデジタル活用については下記段取り↓

 

令和6年度  

デジタルデータ蓄積を開始し、AIによる損傷度判定・経年劣化の進行状況の把握について検討。   

 

令和7年度~  

デジタルデータの取得及びAIによる損傷度判定、劣化状況の把握を継続し、データ蓄積による経年劣化の予測について検討

 

以降、今後の技術開発の動向により、デジタルデータ取得方法、AIによる損傷度判定、劣化状況の把握、目標年次の短縮など必要な軌道修正をPDCAにより実施

 

以上、緑化と道路維持管理について、でした。

 

万博後も都市格を向上させて圧倒的国際都市を目指します。