10/13に大阪関西万博が閉幕を迎えました。

すべての皆様に感謝いたします。


激動の半年間でしたが、振り返れば政治生活のほとんどを万博とともに走ってきたので、心にぽっかり穴があいた気持ちです。



開幕後は基本的にナショナルデーの対応。


迎賓館とレイガーデンで各国来賓の皆様をお迎えする日々でした。




多くの国の方と良いご縁となり、MOUや姉妹都市提携ができたことは大阪にとって大きなレガシーとなります。








パビリオンでの答礼レセプションなどあるときは、リングの下を慌ただしく移動しながら、来場者の様子を確認して回っていました。


やっぱり熱中症が一番心配だったかな。会場内外で対応してくれたボランティア、医療スタッフ、緊急時スタッフなどみなさんに本当に感謝です。



BIEのケルケンツェス事務局長とは何度もお会いして方向性を確認してきた。


開幕前、メディアが批判的な折には「この万博はうまくいっている」と終始発信してくれたし、常に励ましてくれた。



各国の総領事、政府代表、大使とも連日お会いして意気投合。素晴らしいメンタリティでリーダーシップを発揮してくれた。このメンバーとともに進むことができたことは、私の誇りです。





公務では約80回万博会場に行ったものの、プライベートで十分行けなかったことが悔やまれる。。



終盤はレガシーの議論も加速しだした。イタリアパビリオンはとても人気を博したが展示物はいよいよ明日から大阪市立美術館での展示がはじまる。


これも関係各位の並々ならぬ尽力に感謝。


万博に関わるすべての人が、ただひとえに「人々に感動を届けたい」という気持ちで繋がり乗り越えた半年間だった。






そしてこの万博成功の立役者がプロデューサーのみなさん。



それぞれ各界で活躍する錚々たるメンバー。分野は違えど想いは一つ。みんな輪になって繋がり、駆け抜けた。


そして大阪ヘルスケアパビリオン。アテンダントのみなさん、運営のみなさん、協賛企業のみなさん。ほんとに感謝。未来の技術と未来のヘルスケアを感じてもらうことができた。



本当にみなさんありがとう。

閉幕日は涙腺がテッシュペーパーくらいの強度だったから何度も涙ぐんだ。


この↓シーンやばかった。


バックヤードからラストのコブクロさんとのステージに向かう途中。何度も何度も通った道。


両サイドにたくさんの人が来てくれて「ありがとう」と言ってくれた。やばい、いまも書きながら泣きそうだ。


これはわたしに限らず、全ての万博運営サイドの人たちが感じたことだと思うが、とにかく会場のみなさんからの「ありがとう」が何より嬉しかった。


ご批判も多くあるし課題も多々ある。関係者で侃侃諤諤の議論もした。プレッシャーやしんどかった想いも、その「ありがとう」の言葉で救われる思いがした。こちらこそありがとうだ。



思い出したいような思い出したくないようなすごい変な感じだな。思い出してたら現実に戻るのに時間がかかるくらい、もう一度あの場所に戻りたいのかもしれない。


デジタル社会においてリアルの必要性と将来性を強く感じた。

開幕一年半前に↑この記事を書いたことを誰か褒めてくれ。



半年間、160の国地域は課題はあれど一つになって進んだ。リングの中は平和に溢れてた。


ルールも必要だし時に自分自身も変わらねばならないだろうが、共に話し解決策や時に妥協点を見つけながら私たちは前に進むことができる。


大阪でみなさんとともにそれを示せたことが何よりの誇りです。


本当に、ありがとうございました。