疲れが取れない日々

 

精神的な疲れが取れない日々。

広域一元化や総合区の議論など既に新しいステージに移りつつありますが、まだまだ気持ちが追い付けていない現状。

 

とはいえ議会は始まりますし甘いことを言っていられません。

前を向いて進みます。

 

ただ総括と検証をする人間は必要。

自分がそれに相応しいかわかりませんが、ここに留まり今回の住民投票の総括と検証を進めるつもりです。

 

 

都構想の総括と検証の必要性

 

個人的に3度目の都構想を想定しているわけではありませんが、それでも検証と総括は必要と考えています。

 

住民サービスの維持拡充が大きな争点だったと感じます。

特別区移行後のサービスを主張すればよかったかと考えることもありますが、これは現実的に厳しい。

 

5年前に特別区ごとのマニフェストを提示しましたが浸透するに至りませんでした。

今回も特別区移行後のサービス拡充の可能性も具体に示唆しましたが、未来の議論に信ぴょう性に欠きます。

 

いまはまだぼんやりですが。

現状への問題提起が徹底して必要かと感じます。

 

要は大阪市270万人自治体であるがゆえに提供できなかったサービスを具体化する必要性

24行政区であるがゆえに

 

実施の判断が遅れた

24区に当たり障りないものを提供せざるを得なかった

実施に至らなかった

 

ものを具体的に検証していく必要を感じるわけです。

 

経済効果試算の議論の時に実は試みたんですが、まったく実現に至りませんでした。

それを立証するすべがない。さらにそんな情報は誰も好き好んで提出してくれません。

 

 

270万人自治体が故の課題を具体化する

 

 

ただ270万自治体では難しいが30万自治体であれば実現可能であること、その可能性が高まることを具体に示していくことは、次の議論にもつながると信じています。

24行政区では難しくても、30万総合区ならより実現可能性がたかまるサービス提供だってあるわけです。

 

そんなこと事前にやっておけよとお叱りを受けそうですが、これがなかなか難しいわけです。

制度上多くの権限を有する自治体なわけですから、

「本来できるはずなのに人口が多すぎるが故に出来なかったこと・24区あるがゆえに検討で終わったこと」を具体に提示しようとしても、公的資料には残っていないわけです。

 

他の自治体との扶助費にかかる一人当たり歳出を比較する手法は一度試みましたが、厳密には大阪市独自の施策との整合性が取れずに立論に至りませんでした。

 

なんとなくイメージしているヒントは施設利用率や住民満足度、そして当該事業にかかる市民一人当たり歳出。

それを他の自治体と並べて比較する、など。

 

うーん、まだまだま足りないので中途半端に書くのは止めておきますが、時間をかけて掘り下げれるように頑張ります。

 

広域一元化について課題認識と提案をイメージすることは比較的容易です。

あと重要なのはそれを未来に亘って可能な限り効率化する制度上の具体の手法の議論かと思います。

 

ただ24行政区では難しくても8総合区であればより効果的に実現できることを、今の制度の課題とともに提案に繋げていかねば、厳しい世論にさらされるリスクだってあると感じます。

 

だからこそ、総括と検証をやっていかねばと感じます。次につなげるためにも。

 

ちなみに総括は活動関係の総括。こちらは短期的に組織内で共有できるものを。

検証は時間をかけてでも世論の推移や各区の特色などからみていく必要を感じます。

 

議会の議論と並行して取り組んでいきます。