都構想の住民投票、否決となりました。

賛成を信じご支援頂いた皆さま、本当に申し訳ありませんでした。
大きな責任を痛感してます。

今後の整理をした上で一刻も早く府市体制で成長の軌道に再び乗れるよう頑張ります。

その先のことは今なかなか整理が追いつきませんが、出来ることを進めて参ります。


少しだけいま想うところ。

まずはとにかく応援頂いたみなさまに心から感謝申し上げます。
ご自身の生活を犠牲にしてまで活動に取り組んでくれた多くの方の顔が浮かび、感謝とともに申し訳ない限りです。
多くの方々から大変貴重なご提案を頂きました。そのレベルの高さに圧倒されながら、こちらも少しでも追いつかねば、という想いで進んできた次第です。
期間中は市中のお声を届けて頂きました、本当にありがたい限りです。


また淀川区でも本当に多くの賛意を頂きました。
前回に増して子育て世代の方々やご高齢の方からたくさんの応援のお声がけ頂いたように感じます。
新しい大阪に向けて大きな期待を寄せて頂いたにも関わらず、力及ばず、申し訳ありません。

そして党の議員各位。
日々全力で取り組まれ、また地元を離れて市内でも本当にたくさん活動頂きました。
無理難題をお伝えし、想うところもたくさんあったかと思います。それも堪えて最後まで活動頂きました。
今回の総括とともに今後へのご意見ご提案など追って調整いたします。
本当に、大阪維新の会の一員としてここまで戦えて心から誇りに感じます。本当にありがとうございました。

公明党の皆様。
法定協議会の時から本当に真摯に議論を重ねて進めて頂きました。
期間中もしっかりと政策議論に臨まれる姿勢は一人の政治家として心から敬意を感じました。
今回共に進めた様々なこと、忘れることはありません。ありがとうございました。

報道関係各位
報道の方々とは深く議論をさせて頂きました。
どなたも報道としての信念をお持ちで、公平公正に報道するため苦心されていたと感じました。
MBSの方とは夜中に2時間近く電話で口論みたいになりましたが、公正に報道されるよう努めて頂きました。熱いメディア魂を感じた次第です。
20日間の中で一部遺憾に思うメディアもありますが、多くの現場の関係者はより良い政策議論を模索され続け苦心されていたことを感じました。
これからも大阪の政治行政の発信へご尽力何卒よろしくお願いします。

そして家族に感謝です。
変なプレッシャーをかけ続けたこと申し訳ない限りです。支えてくれてる家族に感謝。


今日は父の命日。
帰省し墓前に報告。直向きに頑張れよと聞こえた気がしました。

明日から早速府議会政調会です。

目の前の府政にしっかり議論を進めつつ、今回の住民投票の総括と今後への問題提起について整理していきたいと思います。

そして自分の使命が何だったのか、結果を受けてどうあるべきか、少し自分自身を見つめ直したいと思います。

皆様、本当にありがとうございました。


あと最後に負け惜しみ。一点だけ。

今後のためにも住民投票に係る法の整備は再度検討した方がいいと考えます。

通常の選挙であれば公選法の適用により、ビラの枚数制限や街宣車の台数制限がかかります。
投票日当日の活動もできません。

ところが大都市法にかかる住民投票はこれを準用してません。

なのでビラが無制限に発行されるし街宣車も無制限に投入されます。

毎日毎日根拠不明瞭なまま不安を煽るビラがポストに大量に投函され続け、よく分からない団体の無数の街宣車が不安を煽ればどれだけ制度の議論を詰めていても住民は必ず不安になります。

府議会や市議会では立憲民主党など多くは議席を保有されておられません。
結果的に広報物の発行数や種類をみれば、府議会や市議会での議論がなかったかのような構成になっています。

正しい議論に沿って進めてきても告示期間でこのようなことになってはそれまでの民意が反映されません。

この点は今回の経緯を受け今一度法の整備を進められるべきかと考えます。

憲法改正にかかる国民投票も、この点をしっかり整備しておかなければ制度改正はかなり難しいと感じます。(といいつつ国民投票がどうなってるか調べないまま取り急ぎ記載してます、すいません。)

届出政党ごとにビラや街宣車を制限するなど、国民投票、住民投票のルール整備を是非ともお願いしたい次第です。

負け惜しみ、というか最後に、今後の正しい議論への提案として。