今日も朝から堺。

三国ヶ丘の駅はこれまで何度も来ましたが素敵な駅環境ですね。

お店も多いし、住みやすそう。

頑張れ永藤ひでき!!

 

堺市長選挙と都構想

 

さて何度も申し上げますが、永藤候補は今回選挙に都構想は掲げていません。

現在府・大阪市で協議も進んでおり、いまから議論に入ることは実質的に厳しいと思います。

 

堺が入れば区割りも人口動態も財政調整も財政シミュレーションもすべてゼロベースで見直しです。

その時間的余裕はありません。

 

都構想の今後について予想

 

さて、そこで完全に個人的見解ですが、都構想議論の今後の進展予想をしてみます。

完全に個人的見解です。完全に。しつこいけど。

 

2019 6月    (大阪府・大阪市)法定協議会再開

2020 春~夏  (大阪府・大阪市)総務省へ申請

2020 春~夏  総務省から許可処分

2020 秋     大阪府議会・大阪市会において協定書可決

2020 秋~冬  住民投票

 

住民投票で賛成多数で可決されたと仮定して、

ここから特別区移行までは3~4年かかります。

http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/30429/00283852/09_settinohi.pdf

 

 

 

2020 冬から3、4年後に特別区移行なので、大阪府・大阪市が特別区移行を完了するのは現実的には

 

2024 4月 特別区移行

もしくは

2025 4月 特別区移行

が現実的な路線ではないでしょうか。すべてうまくいったとして。

 

さてここで堺市長選。4年ごとに開催なので

2019 春

2023 春 (4年後)

2027 春 (8年後)

 

府・大阪市の移行期間中に、大阪府と堺市で特別区設置協議会を開催することは現実的に考えにくい。

 

もし堺が都構想議論に入るにしても、個人的には、現実的に考えて最速で8年後の2027年春の堺市長選あたりから「大都市制度議論に入るかどうか」の争点が議論されだすことになるかと思います。もし議論されるにしても、です。

 

「永藤さんが当選した~万歳~維新やからすぐ都構想ー堺もただちに特別区~!」

とは現実的になるわけありません。

 

というか大阪府と大阪市でさえここまでくるのに約10年かかっています。

府と大阪市の再編、維新で議論が始まってすでに10年たっているんです。これだけの政治闘争も経て。

すぐ手を挙げてすぐ議論に入れるというものではないと考えています。

 

ちなみに総務省資料。大都市制度の流れについて

http://www.soumu.go.jp/main_content/000182529.pdf

 

 

 

現在の府と大阪市における協議の経過は上図の上段にある「特別区設置協議会の設置」のあたりです。

次回で24回目の法定協議会。まだまだ議論は山積です。

まずは全身全霊をもって大阪府と大阪市の制度案を完成させる。

そして来年に予定される大阪市域における住民投票にすべてをかけて臨んでいく。

 

都構想はこれが現状かと思います。

 

堺市長選で議論されるべき主題

 

堺市政については前市長の不透明な政治資金問題をいかに解決していくか。

2億円もの記載漏れがあった前市長の間、行政は公平公正に執行されていたのか。

そして人口流出の続く堺市政をいかにかじ取りしていくか。

これがもっとも重要な争点。

 

投票日は9日です。

有権者の皆様の冷静で正確なご判断を心から願います。