大阪府北部を震源とする地震が発生しました。
犠牲となった方もおられます。お怪我をされた方も多くおられます、まずはご冥福をお祈りいたしますとともに、復旧への強い決意で臨んで参ります。
大阪府北部地域は有馬高槻断層と上町断層が交わる地域です。
最初上町断層かと思いましたが、報道等の状況から有馬高槻断層であることが指摘されています。
淀川区は震度5強程度の揺れでしたので、危機管理室の想定通りのところです。
そう考えると、万が一にもこれに起因し上町断層地震が発生した時の市内の影響が恐ろしいところです。
下の図が上町断層地震の想定震度。
気象庁の考え方では一週間程度余震の備え、とありますし、上町断層への影響、リスクを考慮し出すと、とにかく有事に備えておくことが必要です。南海トラフの海溝系地震は発生確率が数十パーセント、上町断層地震などの断層系地震は発生が1%以下と言われてましたので、十分な想定ができてなかったかと思います。
今後は断層地震への最大級の警戒を行うとともに、避難の円滑化、自治体間の情報共有、危険な塀や構造物の情報共有など徹底して参ります。